ジム・ジャームッシュ監督の最新作であり、第82回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した話題の映画『ファーザー マザー シスター ブラザー(原題:Father Mother Sister Brother)』の全国ロードショーが、2026年11月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて開始される。
これに先立ち、ジャームッシュ監督自身が音楽とギターを担当したサウンドトラック盤『Father Mother Sister Brother (Original Music From The Film)』も発売された。



映画『ファーザー マザー シスター ブラザー』について
映画は、ニュージャージー、ダブリン、パリという3つの街を舞台に、3組の家族の人間模様を描いたアンソロジー形式のヒューマン・ドラマ。
キャストは、ジャームッシュ監督の過去の作品で主演俳優や音楽を担当したミュージシャンのトム・ウェイツを始めとする、多彩かつ豪華な面々だ(下記参照)。
本作について、監督自身は次のコメントを寄せている。
『ファーザー マザー シスター ブラザー』はいわば“アンチ・アクション映画”であり、その繊細で静かなスタイルは、小さなディテールが積み重なるように、丁寧に構築されています。
それはまるで、3つの繊細なフラワー・アレンジメントに、花を1輪1輪、注意深く配置していくような作業です。
名撮影監督であるフレデリック・エルムズやヨリック・ル・ソー、素晴らしい編集技師のアフォンソ・ゴンサウヴェス、そしてその他のお馴染みのコラボレーターたちとの共同作業によって、ページ上の言葉として始まったものが、純粋な映画の形へと昇華されました。
──ジム・ジャームッシュ
『ファーザー マザー シスター ブラザー』
- 脚本・監督:ジム・ジャームッシュ
- 出演:トム・ウェイツ/アダム・ドライバー/メイム・ビアリク/シャーロット・ランプリング/ケイト・ブランシェット/ヴィッキー・クリープス/インディア・ムーア/ルカ・サバト
- 公開:2026年11月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
- 配給:NOROSHI ギャガ サンローラン プロダクション制作映映画
- 英題:FATHER MOTHER SISTER BROTHER/2025年/アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、アイルランド、ドイツ/カラー/ビスタ/4K/5.1ch/111分/字幕翻訳:石田泰子/レーティング:G
- 公式サイト:https://gaga.ne.jp/FMSB_NOROSHI/
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サウンドトラック盤
『Father Mother Sister Brother (Original Music From The Film)』について
サウンドトラック盤は、ギタリスト/ミュージシャンとしても知られるジム・ジャームッシュ監督と、イギリス出身でドイツ・ベルリンを拠点に活動するシンガーソングライターのアニカのタッグによる作品。
全16曲入りで、ギター・ファンにとっては監督によるアンビエントなエレクトリック・ギターが聴きどころだ。
なお11月13日(金)に発売される雑誌『ギター・マガジン2026年12月号』には、このサウンドトラックの制作の背景や意図、レコーディングで使用したギターなどについてジャームッシュ監督自身が語ったインタビュー記事が掲載される。
加えて本サイトでも、番外編のインタビュー記事を後日公開する予定だ。
作品データ

『Father Mother Sister Brother (Original Music From The Film)』
ジム・ジャームッシュ&アニカ
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
SBR370JCD[CD/国内流通仕様]
SBR370JLP-C3[LP/国内流通仕様]
―Track List―
01. Spooky
02. Disorder
03. Skaters (Short Version)
04. The Lake 1
05. The Lake 2
06. The World In Reverse
07. Afterwards
08. Order
09. Twins
10. Skaters
11. Return
12. Emptiness
13. These Days
14. Jetlag
15. Paris Bleu
16. These Days (Berlin Version)
ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)
プロフィール
1953年、アメリカ・オハイオ州アクロン生まれの映画監督、脚本家、ミュージシャン、プロデューサー、アーティスト。
コロンビア大学で英文学を学んだ後、ニューヨーク大学大学院で映画を専攻。卒業制作『パーマネント・バケーション』で注目を集め、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞し、世界的な注目を浴びる。
以降、独自の美学とオフビートなユーモアに満ちた作品世界を築き、インディペンデント映画界を代表する唯一無二の存在として、現在も世界中の映画ファンを魅了し続けている。