マーク・リーボウのセラミック・ドッグが3年ぶりとなる最新作をリリースした。エモーショナルさが溢れ出た前作『YRU Still Here?』から一転、トム・ウェイツのようなスモーキーな語りから幕を開ける本作は、『HOPE』と名付けられた。しかしギター・サウンドは鋭く、ロックなアプローチが満載。今回はセラミック・ドッグ名義でのギターの圧倒的な存在感について、本人のインタビューを軸に探っていこう。
写真=Photo by Jack Vartoogian/Getty Images
Contents
Interview|マーク・リーボウからすべてのミュージシャンたちへ
インタビュー冒頭では、ミュージシャンという職業を守るための活動もしているマークに、昨今の音楽家を取り巻く環境についての意見を聞いてみた。
Interview|マーク・リーボウ
鬼才の音楽脳を知る。
お待ちかねの最新作『HOPE』についてのインタビューをお届け! 唯一無二のプレイがどこからくるのか、そのインスピレーションの源を探る。
Playing Analysis|『HOPE』
唯一無二のプレイに垣間見るバック・グラウンド
『HOPE』のギター的ハイライトを編集部の独断と偏見でピックアップ! 参考譜例をご用意しました。ぜひチャレンジしてみて下さい!
『HOPE』使用機材と、マーク・リーボウの愛器=ジャガー
『HOPE』での使用機材インタビューとともに、近年のマークを象徴するジャガーを紹介しよう。
セラミック・ドッグ名義でのマーク・リーボウは何が違う?
多彩なバック・グランドを持つマーク・リーボウ。そんな彼がセラミック・ドッグ名義の作品で見せる特異性とは?