最終回ではカナダ、イギリス、ブラジル、ドイツのバンドの1980年代の作品から、2010年代以降にリリースされたアルバムまで幅広く紹介します。
選盤・文=川嶋未来
V.A.
『Skate Rock Volume 3 – Wild Riders Of Boards』
スケーター雑誌の企画コンピ・アルバム
スケート誌スラッシャー・マガジンが出していたスケート・ロックのコンピ第3弾。C.O.C.、The Accüsed、Gang Green、Septic Death、Beyond Possessionと、シリーズ中で最もゴージャスなメンバーが揃っているのがこれ。87年には何と日本盤LP(しかも変型ジャケ!)もリリースされた。そのくらいクロスオーバー(というかスケート・ロック)は人気があったのだ。
*本記事はギター・マガジン2021年4月号にも掲載しています。

『ギター・マガジン2021年4月号』
特集:90年代 オルタナ革命
1991年、オルタナ元年。
パンクがメジャーを飲み込み始めたこの年、
それまでのロック・ギターの概念を一変させる
新時代の轟音が産声をあげていた……。
ソニック・ユース、ダイナソーJr.、スマッシング・パンプキンズ、ニルヴァーナ……etc。90年代初頭に隆盛を極めたオルタナティヴ・ギタリスト達は何に影響を受け、どんな思い出ギターを弾き、どういう機材でサウンドを作っていたのか? 今なお強大な影響力を持つ彼らに焦点をあてた、ギタマガ初の90年代オルタナ特集。