フレディ・ロビンソンのソウルフルなギターが縦横無尽に飛び回る、70年代ジャズファンク名盤を5作品紹介! ファンキー・ギタリストを目指すなら、どれも必聴! 選盤・文=久保木靖 Freddy Robinson『The Coming Atlantis』 1969年/World Pacific Jazz インスト・ソウル路線を高らかに宣言した初リーダー作。時代を汲んだニュー・ソウル的な音作りも見える中、ブラックスプロイテーション感満載の「Before Six」におけるリフレイン・フレーズでグルーヴを煽り立てる様のかっこいいこと! 正統派ジャズ・プレイも◎。 Freddy Robinson『Hot Fun In The Summertime』 1970年/Liberty スライやダイアナ・ロスの有名曲を取り上げつつ、ファンキー色を強めた2nd作。ビートルズの「I Want To Hold Your Hand」はグラント・グリーン版との比較も一興だ。複音フレーズやインターバル・フレーズの活用など、メロディの歌わせ方に大きな飛躍が見られる。 Blue Mitchell『Blues’ Blues』 1972年/Mainstream ハード・バップ期に人気を博したトランペッターがファンクに接近。フレディは全編において大活躍で、ジャズの語法で畳みかけ、リフレイン・フレーズやスウィープで盛り上げる。イナタさがやや影を潜めたクールな味わいだ。ブルース・ハープはあのジョン・メイオール。 Amazonで買う Freddy Robinson『Off The Cuff』 1973年/Enterprise 1970年代のラスト作。タイトル曲や「Medicine Man」といったグルーヴ・チューンを揃え、ファンク炸裂度ナンバーワン。「Smoking」では怒涛の弾きまくりも。そのほか、R&Bスタンダードではインスト・ソウルの名手としての面目躍如。正統なブルース・プレイもあり。 Freddy Robinson『Bluesology』 1999年/Ace 現在手っ取り早く入手できるのは、既作からのピックアップと未発表曲で構成されたこのコンピだけ。未発表だったダンサブル・チューンを聴くにつけ、(歌入りのために弾き倒しは少ないものの)そのキャッチーな味わいから当時発表されていたらブレイク間違いナシと確信。 Amazonで買う 【特集:進撃のジャズファンク外伝】当代きってのソウルフルマン!フレディ・ロビンソン 特集を見る
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