このページでは、フェンダーがプレス向けに開催したアメリカン・ビンテージ2シリーズの製品発表会の模様と、同時に行なわれた“Fender News”公開取材の内容をお届けしよう。
文=辻昌志 イベント撮影=星野俊
※本記事はギター・マガジン2022年12月号の特集『FENDER AMERICAN VINTAGE Ⅱ feat. KENICHI ASAI:浅井健一が弾くフェンダーの”ニュー・ビンテージ”』の一部を抜粋・再編集したものです。
アメリカン・ビンテージ2の情報解禁日から3日後の10月14日。東京・表参道にあるイベント・スペース、BA-TSU ART GALLERY(バツアートギャラリー)では、当シリーズのプレス向け製品発表会および“Fender News”の公開取材が行なわれた。
11時半、会場に流れていたバディ・ガイ「Money」の音量が徐々に大きくなって会がスタート。まずはフェンダーミュージックの代表取締役社長・アジアパシフィック統括のエドワード・コール氏による挨拶から幕を開けた。氏が同社の歴史・伝統・現代における役割を語ったのち、プロダクトマネージメントディレクターの藤川真人氏からは、アメリカン・ビンテージ2の製品内容について詳しい説明がされた。
続くはOKAMOTO’Sのハマ・オカモトと、野性爆弾のくっきー!が登壇した“Fender News”の公開取材。
ジョー横溝氏によるMCのもと、本シリーズの実器を実際に鳴らしながら、その感想を互いに語っていた(2人のお気に入りとして、くっきー!は1966ジャズマスター、ハマは1954プレシジョン・ベースを選択)。フェンダーの楽器全体の印象について話題が移ると、くっきー!は“布団針で耳をつんざかれたような音がする”と、独特の表現で会場を沸かせた。
始終大盛り上がりで終わった今回の発表会。詳しい対談内容は“Fender News”(フェンダーのオウンド・メディア)に掲載されているので、ぜひともチェックを!