多彩な機能とリアルなサウンドをコンパクトに収めたNUXのマルチ・エフェクター

　多彩な機能とリアルなサウンドをコンパクトなサイズに収めたマルチ・エフェクター“MG-300”がNUXより登場した。

　本機にはNUX社独自のTSAC-HD（True Simulation of Analog Circuit, White Box）アルゴリズムを使用した13種のプリエフェクト（ドライブ系11種、コンプレッサー、ピッチシフター）と25種のアンプ・モデリングが搭載されており、これによりリアルなサウンドを再現できる。

　さらに、ポスト・エフェクト23種（モジュレーション13種、ディレイ6種、リバーブ4種）とイコライザー、ノイズゲートも搭載。4つのマイクと3つのマイク・ポジションを組み合わせて使用できる25種のIRキャビネット・シミュレートも内蔵し、メトロノームを含む63パターンのドラム・トラック、60秒のルーパー機能まで搭載されている。

　さらにUSB端子でコンピューターと接続すれば、USBオーディオ・インターフェイスとしての使用や、リアンプも可能。専用ソフトの「Quick Tone」を使用することで、PC上で簡単にパラメーターの微調整やパッチのダウンロード、サードパーティのIRデータのロードもできるようになっている。

　これだけの多彩な機能を持ちながら価格が1万円台というのも本機の魅力のひとつで、さまざまなエフェクトを知るために初心者が選ぶ最初の1台としてもオススメだ。