C6、C7、C△7の構成音と、色々な押さえ方 初心者集まれ! 指板図くんのギター・コード講座 第3回 C6、C7、C△7の構成音と、色々な押さえ方 初心者集まれ! 指板図くんのギター・コード講座 第3回

C6、C7、C△7の構成音と、色々な押さえ方 
初心者集まれ! 指板図くんのギター・コード講座 第3回

今日はC6、C7、C△7という3つのコードを覚えます。前回に学んだCコードの構成音についての知識が、ここでさっそく役立ちます

文・図版作成=ギター・マガジン編集部

C6、C7、C△7の響き

今日のテーマであるC6、C7、C△7はいずれもコード名です。C6は「シー・シックス」、C7は「シー・セブンス」、C△7は「シー・メジャー・セブンス」と読みます。またC△7は、CM7あるいはCmaj7と表記することも多いです。

※CM7と書く場合の「M」は大文字です。これを小文字にしてCm7(シー・マイナー・セブン)と書くと、別のコードになってしまうのでご注意を。

ではまず、これらのコードの代表的なフォームを見てみましょう。

前回取り上げたCが明るく単純な響きだったのに対し、C6、C7、C△7には、少し複雑というか、深みがあるというか、それぞれに個性的な響きを感じたと思います。筆者の感じ方では、C6は「ほんわか」、「のほほん」、C7は「ブルージィ」、「なんかちょっと不安定」、C△7は「きれい」、「おしゃれ」という印象です。みなさんはいかがでしょうか。

C6、C7、C△7の構成音

ではC6、C7、C△7の構成音を、Cの構成音と比較してみましょう。

Cの構成音は、前回紹介したとおりド・ミ・ソです。C6は、そのCの構成音にラの音を足したものになっています。また、C7はシのフラットを、C△7はシのナチュラルをそれぞれ足したものになっています。

※フラットは「半音下」、ナチュラルは「まんま」、シャープは「半音上」という意味です。またコード名に付いた「6」はラ、「7」はシのフラット、「△7」はシを、それぞれ意味しているのですが、詳しいことは今後、本講座の中で説明します。

次に、C6、C7、C△7の構成音の違いが、コードのフォームにはどんな形で表われるかを見てみましょう。

C6の構成音とフォーム

くり返しますが、C6の構成音は、Cの構成音であるド・ミ・ソにラを足したものです。よってフォームも、Cのフォームを元にしつつも、どこかにラを加えたものになります。

次の図の①では3弦2フレット、②では1弦5フレット、③では2弦10フレットをそれぞれ押さえることにより、ラの音を加えて、コードをC6にしています。

なお、①と③のC6のフォームでは、ラの音を加えた結果、ソの音がなくなっています。つまり構成音がド・ミ・ソ・ラではなく、ド・ミ・ラになってしまっています。これでも良いのか?というと、良いのです。ソは省略可なのです。逆に、ソ以外の、ドやミやラが省略されたものは、C6とは呼びません。

このへんの細かいことは、まず「度」というものを知り、そのうちの「完全5度」は省略可であることを知るとクリアになってくるのですが、その説明をするための準備がまだできていないので、とりあえずスルーして、次に行きましょう。

C7の構成音とフォーム

C7の構成音は、Cの構成音であるド・ミ・ソにシのフラットを足したものです。よってフォームも、Cのフォームのどこかにシのフラットを加えたものになります。

次の図の①では3弦3フレット、②も3弦3フレット、③では4弦8フレットを押さえることによってシのフラットを加え、コードをC7にしています。

なお、ここでも①のフォームではソが省略されていますが、コード名がC7であることに変わりはありません。

C△7の構成音とフォーム

C△7の構成音は、Cの構成音であるド・ミ・ソにシ(のナチュラル)を足したものです。よってフォームも、Cのフォームのどこかにシを加えたものになります。

①では2弦を開放にすることよって、②では3弦4フレットを押さえることによって、③では1弦7フレットを押さえることによってシを加え、コードをC△7にしています。

以上のように、C6、C7、C△7はどれもCを基盤としたコードです。今日はこのポイントだけでも覚えて下さい。

付録:ギターの指板上の音の配置

ギターの指板上のどこにどの音があるのかが、さっぱりわからない人もいるかと思いますので、その一覧を図で示しておきましょう。

さて、ここまでで紹介してきたコードは、C、C6、C7、C△7の4つだけですが、それでもコード名と構成音とフォームの関係については、だんだん見えてきたのではないでしょうか。

ただ、この調子でひとつひとつのコードを順番に紹介していくやり方では、この講座はいつまでたっても終わりません。コード名は本当にたくさんあるからです。そしてギター・コードには、もっとずっと効率的な覚え方があります。

そこで次回は話題を変え、コードを効率的に覚えていくために必ず役立つ「Cメジャー・スケール」というものを紹介します。Cメジャー・スケールとは単なる「ドレミファソラシド」のことですが、これが弾けるようになるとコードも楽に理解できるようになります。

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本講座の関連コンテンツ

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【CONTENTS】
◎コードとは?コード進行とは? 
◎Cの構成音と、いろいろな押さえ方 
◎C6、C7、C△7の構成音と、いろいろな押さえ方 
◎Cメジャー・スケールを覚えよう 
◎ルートとは?度とは? 
◎コードの構成音一覧 
◎三和音とは? 
◎四和音とは? 
◎テンション・コードとは? 
◎omit3とは?add9とは?sus4とは? 
◎分数コードとは? 
◎続・分数コードとは? 
◎コードは平行移動で覚えよう 
◎続・コードは平行移動で覚えよう 
◎フレット数の書かれていないコード・ブック 
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