真空管アンプとトランジスタ・アンプってどっちが良いの? | ギター知恵袋:017 真空管アンプとトランジスタ・アンプってどっちが良いの? | ギター知恵袋:017

真空管アンプとトランジスタ・アンプってどっちが良いの? | ギター知恵袋:017

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
仕組みや機能でアンプを大別すると、トランジスタ・アンプ、真空管アンプといった2つに分かれると聞きました。どちらが良いのですか?

A:

そういったアンプの種類の違いは、良い悪いということではなく、好みで選ぶという意味での違いです。

真空管アンプは電源を入れてから本来の音が出るまでに多少時間がかかり(そのために「020」で説明するスタンバイ・スイッチというものがあります)、真空管には寿命があるために真空管の交換などのメンテも必要なアンプですが、暖かみのある音が出ると言われています。

トランジスタ・アンプは、取り扱いが楽で故障しにくく、以前は固い音だと言われていましたが、最近はそこを補ってかなり暖かみのある音が出せる製品も登場しています。

それらをふまえた上で、やっぱり真空管アンプが好きという人もいれば、自分の好きな音はトランジスタで出せるし使用状態が安定していて安心という人、両方の特徴が合う場所によって真空管とトランジスタを使い分ける人、色々います。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki