アンプのリバーブってどう使う? | ギター知恵袋:024 アンプのリバーブってどう使う? | ギター知恵袋:024

アンプのリバーブってどう使う? | ギター知恵袋:024

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
アンプのリバーブはどういう時に使うんですか?

A:

まずリバーブというのは、一般的な使用ではレベル3〜5くらいの範囲で使う効果だと思っておいて下さい。そして使わない人はまったく使いません。逆に極端にレベルを上げて使用することも可能です。

極端に強い効果として使われることが多いギター・スタイルは、サーフィン・ミュージックやロカビリーなどで、その音楽ジャンル自体の特徴として、かなりリバーブを強くかけていることが多いです。

使う際は、ライブハウスの作りによってもリバーブの反響感は違ってきますし、会場内にあまりにウワンウワンとリバーブが充満した音にならないよう注意して下さい。

リバーブの適切なレベルは演奏の経験を積むことによって学んでいけるでしょう。

また、大人数バンド内で深くリバーブをかけ過ぎた場合、ほかの楽器音に自分のギター音が埋もれてしまう or 自分のギター音が人の邪魔をする可能性が高いです。やはりリバーブのレベルは、3〜5くらいから始めるのがベストでしょう。

リバーブのコントロール・ノブ
意図的に特殊な効果をねらう場合以外は、リバーブは5以下で使うものだと心得るべし。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki