ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!
文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。
Q:
なぜシールド・ケーブルのプラグの形状は、ストレート型とL字型の2種類があるのですか?
A:
シールド・ケーブルの先端部分のパーツをプラグと言い、おもにプラグが真っすぐな形状のストレート型、文字どおりLの状態に曲がったL字型の2種類があります。
ケーブルの両端プラグがストレートのケーブル、片方のプラグがL字で反対側のプラグがストレートのケーブルなど、色々なプラグ組み合わせのケーブルが市販されています。
どの組み合わせを使っても自由ですが、一応下記の要素を考慮したうえで選んだほうが良いでしょう。
ストレート型の注意点
- レス・ポールのようなボディ側面にジャックがあるタイプの場合、座って弾く時に椅子の座面などに当たって邪魔になる場合がある。
- セミアコなど、ボディ・トップにジャックがあるタイプでは、ボディ・トップに垂直にプラグが立つことになる。
- エレクトリック・アコースティック・ギターの仕様によっては、ケーブルを挿したままギター・スタンドに立てることができない場合がある。
L字型の注意点
- ストラト・タイプのような形状が舟形のジャックだと挿さらない場合がある。挿せたとしてもアーミング・バーが当たったり、演奏の邪魔になる可能性は高め。
- レス・ポールのようなボディ側面にジャックがあるタイプの場合は、ストラップにケーブルを引っかけやすい角度でもあり、横から出っぱらないため座って弾く時に邪魔にならなかったり、比較的便利。
- セミアコなど、ボディ・トップに垂直に挿すタイプでは、ケーブルがボディ・トップに対して横を向くことになる。
『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』
著者 | いちむらまさき |
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品種 | 電子書籍 |
発売日 | 2015/12/10 |
ISBN | 9784845621262 |
いちむらまさき プロフィール
岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。
様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。
東京でギター/ウクレレ楽器教室も。