エフェクターは買ったほうがいいですか? | ギター知恵袋:045 エフェクターは買ったほうがいいですか? | ギター知恵袋:045

エフェクターは買ったほうがいいですか? | ギター知恵袋:045

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
使ったことがないのでよくわからないのですが、やはりエフェクターは買ったほうがいいのでしょうか?

A:

それぞれの演奏内容によりますので一概には言えませんが、例えばギターの音を歪ませたい場合、エフェクターを使わずにアンプで歪ませることは可能ですし、シンプルなクリーン・トーン(エフェクターを使わない音の意)のみのプレイでも個性的なプレイヤーになることは可能です。

ただし誰もが通る道としてエフェクターを「知る」ことも大切だろうとは思います。

将来的にエフェクターを使わないとしても、単に知らないのではなく、「さんざん使ってみたけど、俺はいらないと思ったので使わない」と、色々選んだ結果としてそういうプレイ・スタイルになったということには意味があります。

また、DTM(デスク・トップ・ミュージック)としてパソコン上で音楽を作る際にエフェクターを使用することなども視野に入れつつ、通常ミュージシャン同士の会話で頻繁に出てくるであろう物事に関しては、「何も知らない」よりはある程度は知っておいたほうが良いです。

歪み系エフェクター4点
筆者の愛用する歪み系。色々経験してみると単に“歪みモノ”といってもいろいろ個性や違いがあることがわかってきます。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki