練習の入り口で心がけておくべきこと | ギター知恵袋:067 練習の入り口で心がけておくべきこと | ギター知恵袋:067

練習の入り口で心がけておくべきこと | ギター知恵袋:067

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
具体的な練習方法としての入り口、そして心がけるべきことを教えて下さい。

A:

すべての練習プレイの基本として、まずは“テンポ・キープを心がけつつ、コード弾きから始める”のが望ましいでしょう。

コード弾きではなくギター・ソロを弾きたくてギターを手にする人もいるでしょうけれど、ギター・ソロのフレーズで使われている音程の意味をしっかり知って弾けるようになるためにも、コード・フォームを先に知っておく意味は大きいです。

またリズムの把握という点においても、リズム・プレイの基本であるコード・ストロークをしっかりできるようにしておけば、リード・ギターの時にもちゃんとテンポ・キープができる感覚が身についていきます。

逆に言えば、リード・ギターや速弾きばかりを練習していても、なかなか思ったように上達はしません。何ごとにも基礎があるということです。

メトロノーム

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki