右手は常にブリッジに乗せておくべき? | ギター知恵袋:073 右手は常にブリッジに乗せておくべき? | ギター知恵袋:073

右手は常にブリッジに乗せておくべき? | ギター知恵袋:073

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
何人かのギタリストを見ていて思ったのですが、ピッキングする手の下(側面~手首あたり)は常にブリッジに触って乗せておくものなのですか?

A:

ギタリストが右手をブリッジに乗せる理由は、基本的にはミュートするためなのですが、常に乗せているわけではなく、離していることもあります。

少しミュートした感じの音を出したい、鳴らしたくない弦はとりあえず完全にミュートしておきたいなど、演奏時の臨機応変な対応として、ピッキングする手をブリッジに乗せたり乗せなかったり、色々あるのです。

よって特に“こうでなければいけない”というルールはありませんが、3〜1弦あたりでリード・プレイをしている際などには、6〜4弦に右手を乗せてミュートする人のほうが多いでしょうし、6〜4弦を使用する際には自然に浮かせているでしょう。

だんだんミュートが上手くなっていくということは、“ミュートする時、ミュートしない時を使い分けられるようになる”ということなのです。

低音弦側に手を乗せている場合と全弦に手を乗せてミュートする場合。
低音弦側(6〜4弦)に手を乗せている場合と全弦に手を乗せてミュートする場合。
手を乗せている場合もあれば、完全に乗せていない場合もある。
手を乗せている場合もあれば、完全に乗せていない場合もある。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki