コードを押さえる指は決まっている? | ギター知恵袋:091 コードを押さえる指は決まっている? | ギター知恵袋:091

コードを押さえる指は決まっている? | ギター知恵袋:091

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
コードを押さえる時、左手のどの指でどの弦を押さえるかは決まっているのですよね?

A:

いいえ、厳密には“必ずこの指で押さえなければならない”という決まりはありません。ただし、その前のコード、その後のコードの流れを考えた上での便利度は変わり、その結果として万人向けに利便性のある一般的な押さえ方というのは、1つのコードにつき大体2種類くらいに限定されます。

例えばロー・コードのGの一般的な押さえ方は、人差指を使わないフォーム(次の写真の①)の他に、小指を使わないフォーム(②)があります。

Gコードの2通りの押さえ方

初心者の場合は、最初に入手した教本に載っていた指使いからマスターしていくことになりますが、その押さえ方が“絶対なる答え”というわけではないことは一応認識しておいて下さい。

“他にも押さえ方があるかもしれないけれども、まずは1つこれを覚えておこう”という感覚で覚えておくということですね。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki