効率の良い練習で大事なのは予習? 復習? | ギター知恵袋:113 効率の良い練習で大事なのは予習? 復習? | ギター知恵袋:113

効率の良い練習で大事なのは予習? 復習? | ギター知恵袋:113

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
効率の良い練習をするためにはどうしたらいいのですか?

A:

ギターを覚え始めの頃は、ほとんどが初めてトライするものという意味で、基本は“予習”っぽい練習になります。そしてだんだん覚えたことが蓄積していくと、今度は“復習”が大切になっていきます。

例えば全部で1時間練習するとしたなら、最初の10分は今日初めてトライすることの練習、(5分休憩して)次の30分は昨日までの練習の復習、(5分休憩して)最後の10分は今日の最初にトライしたことをもう一度やってみる、という風に“復習”に重きを置いた内容にしたほうが、結果的には上達します。

新しいことにトライした場合、その日に腕前が上がるのではありません。今日初めて知ったプレイに関しては1週間後あたりに手が慣れてきます。

早く上達したい!と新しいことばかりを次々に進めていっても、かえって習得は遅れてしまうと考えましょう。

予習、復習どちらが大事?

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki