リズム感良く弾くための両手のコツ | ギター知恵袋:114 リズム感良く弾くための両手のコツ | ギター知恵袋:114

リズム感良く弾くための両手のコツ | ギター知恵袋:114

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
リズム感の良いプレイをするための右手と左手のコツを教えて下さい。

A:

右手はダウン&アップの振りを持続させることでテンポ・キープをします。腕の動きを止めずに弦を弾くor 弦を空振りすることでリズムが生まれ、同時に左手で押さえる弦のポジションを替えることによって音程の流れ(フレーズ)が生まれます。

このように、右手がリズムを作る、左手がフレーズを作る、が基本的な考え方です。

これはリード・プレイにも有効なことで、右手で“フレーズを奏でよう”と意識しすぎると、半端なタイミングで手を止めてしまいがちになり、ピッキングのダウン&アップの順番が逆になってしまったりします。

弦をピッキングする時も、弦を空振りする時も、常に“弦を弾く右手のダウン&アップの順番は一定を保つ”……この点を注意して弾くと、リズム感の良いプレイへと上達します。

右手はダウン&アップを変えることなくくり返し、左手でフレーズを作る。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki