リードを弾くと音がブツブツと切れてしまう | ギター知恵袋:131 リードを弾くと音がブツブツと切れてしまう | ギター知恵袋:131

リードを弾くと音がブツブツと切れてしまう | ギター知恵袋:131

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
リード・ギターを弾く時に音がプツプツと途切れてしまいます。

A:

ギターを始めた初期には、多くの人がリード・ギターの時に音がブツブツと途切れる演奏をしがちですが、それは“音を伸ばす意識がなく、音を出したことに安心して指を離してしまう”ことに原因があります。徐々にで良いので、できるだけ音を伸ばして弾いていくプレイを心がけて練習しましょう。

それにはまず、弾くべき弦をピッキングのギリギリ直前で押さえる練習をするといいです。左右の手のタイミングはほぼ同時よりも速く、ピッキングの0.02秒ほど直前に弦を押さえる感じです。これがマスターできれば、(同じ弦でも、他の弦の場合でも)手前で弾いている音をより長く伸ばすことができるようになります。

前もって弦を押さえておける場合もありますが、前の音を伸ばしたい場合とのバランスとして両方に対応できるようになるためには“最小限の無駄のない動きで弦を押さえることを心がける”ことがポイントの1つです。それがスムーズなプレイのコツであり、音を途切れさせない弾き方の道しるべです。

続く押弦の準備
3弦を中指で押さえて弾いたあとに2弦を小指で押さえる運指の時、写真のように次の押弦を弦の近くで準備しておくことも重要(編集部)。

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『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki