譜面を見て弾くと曲のスピードに追いつかない | ギター知恵袋:147 譜面を見て弾くと曲のスピードに追いつかない | ギター知恵袋:147

譜面を見て弾くと曲のスピードに追いつかない | ギター知恵袋:147

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
実際に譜面を見ながら音源に合わせて1曲を通して弾こうとすると、曲の進むスピードに演奏が追いつきません。

A:

譜面を見ながら弾くということは、“今、弾くところ”の譜面を“今、見ている”のでは遅く、1~2小節先の譜面も見ながら、今弾く必要のある部分をプレイしていくということです。

特にコード進行の譜面を見るような場合は、譜面の1段ごと(4小節分くらい)をまとめて見つつ、4小節目を弾いている時には、すでにもう1段下の4小節に目線はいっているものです。

このコツは深く考えなくても、何度も演奏するうちに(そうせざるをえないので)だんだん身についていくことですが、知っておいて損はないでしょう。

また、テンポ・スピードとしては、すぐにCD音源などに合わせてプレイしようとするのではなく、まずは遅いテンポで弾けるようになってから、CDに合わせて弾いてみるという順序が大切です。

譜面を把握するポイントの例

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki