左手指は立っていないといけない | ギター上達100の裏ワザ:003 左手指は立っていないといけない | ギター上達100の裏ワザ:003

左手指は立っていないといけない | ギター上達100の裏ワザ:003

“こんな練習方法や考え方があったのか!”……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

きれいな音を出すには ➡ 第一関節を曲げる

 裏ワザ002のストレッチをやってみるとわかるのですが、指の第一関節が伸びたままだと、隣の弦に触れてしまい、プレイとしてきれいな音は出ません。第一関節は曲げて、弦に対して垂直になるように立てるのが、隣の弦に触れないコツです。これは基本です。

 その後、色々なプレイをするに当たって、複数弦を同時に押さえる必要も出てきます。その場合には、第一関節を伸ばしましょう。つまり“立てる”と“寝かす”をコントロールできるようにするのが後の目標で、まずは“立てる”をマスターすることです。

悪い指(コードC)
悪い指(コードC)
良い指(コードC)
良い指(コードC)
1本の弦を押さえるときは、指を立てる
1本の弦を押さえる時は、指を立てる
複数の弦を押さえるときは、指を寝かせる
複数の弦を押さえる時は、指を寝かせる

『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki