音楽理論は必要? | ギター上達100の裏ワザ:019 音楽理論は必要? | ギター上達100の裏ワザ:019

音楽理論は必要? | ギター上達100の裏ワザ:019

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

音楽理論なんて必要ないと思う人は ➡ 理論は“便利なルール”なのだと認識せよ

 理論なんて必要ない? いえいえ、そんなことはありません。知っていれば知っているだけ便利なのが理論です。例えば“コードC”という呼び名でさえも、音楽家には必要な理論用語です。“コードC”という呼び名がなかったら、楽曲をセッションするにも、人にギターを習うにも、面倒なことになります。だれしも、すでに多かれ少なかれ理論を使用しています。

 音楽理論と、ギター・プレイの表現力は別です。便利な仕組みは利用し、それとは別に自分だけの個性ある表現をする──それがギター・プレイのオリジナリティです。個性あるプレイが、理論にも裏打ちされていれば、鬼に金棒でしょう。また、アドリブを弾くには、“CコードでAmペンタトニックを弾けば合う”などの便利なルールがあり、そのルールが理論なのです。

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『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki