1つのヒントには次のヒントがある | ギター上達100の裏ワザ:021 1つのヒントには次のヒントがある | ギター上達100の裏ワザ:021

1つのヒントには次のヒントがある | ギター上達100の裏ワザ:021

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

複雑な指使いをマスターするには ➡ “ムカデの足体操”をする

ムカデのストレッチ
ムカデのストレッチ

 上の譜例を弾いてみましょう。これは、裏ワザ002の発展型です。裏ワザ002では“人、中、薬、小”の順番でプレイしたところを、“人、薬、中、小”の順番にしてみるという発想の転換です。ということは、さらに次の発展が考えられます。

 “人、中、小、薬” “中、人、薬、小”などと変えていけば、合計24通りの指使いができます。これを毎日全部やれとは言いませんが、それらの中の少しをやってみれば、各指の独立度は、裏ワザ002よりもさらに上昇します。

 こうした発想の転換は、別フレットを使用してやってみる、別フレットに移動させつつハイ・ポジションも使うなど、さらにパターンを増やすこともできます。このように、すべての練習&プレイを発展させることを意識しましょう。

『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki