どうせ練習するならメトロノームと | ギター上達100の裏ワザ:055 どうせ練習するならメトロノームと | ギター上達100の裏ワザ:055

どうせ練習するならメトロノームと | ギター上達100の裏ワザ:055

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

テンポ・キープを心がけたいなら ➡ 練習時間のほとんどをメトロノームと一緒に

 裏ワザ020でも述べたように、週に1日だけ7時間練習するよりも、毎日1時間練習する方が上達します。そして、どうせ練習するなら、なるべくメトロノームを使って練習しましょう。上記の計算で言えば、1年間に365時間練習できることになります。その365時間、メトロノームを使用した人と、まったく使用しなかった人では、差が出ることは理解できますね。

 もちろん、練習の中には、本番同様にメトロノームなしでする練習もありますので、現実には“すべての時間で”というのは無理ですが、普通の練習をしていく際には、なるべくメトロノームを使用しましょう。そのためには、常に自分が普段ギターを弾く場所から手の届く位置にメトロノームを置き、いつでもスイッチが押せる状態にしておくことです。

 もちろん“メトロノームで練習する”の次の段階として、“メトロノームで練習して録音して聴いてみる”を行なえば、さらに向上します。

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『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki