アレンジの基礎 | ギター上達100の裏ワザ:064 アレンジの基礎 | ギター上達100の裏ワザ:064

アレンジの基礎 | ギター上達100の裏ワザ:064

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

アレンジ力を身につけるには ➡ よくあるパターンをCキーで認識していこう

ベース音の動きを滑らかにアレンジ
ベース音の動きを滑らかにアレンジ

 “C-Am-F-G7”という進行は、比較的簡単で、多く見受けられます。これを、もっと細かくアレンジします。コードの間にコードを増やして“C-G(onB)-Am-Am7(onG)-F-F♯dim-G7”を練習して下さい。ベース音の流れが滑らかになりましたね。

 この進行は、アレンジの基礎です。このCキーでの進行を、例えばGキーに移調すれば、裏ワザ063で使った“G-D(onF♯)-Em”が最初の3個になります。この進行は、キー違いで、とても多くの曲に(部分的にも)使われています。

 今後、音楽雑誌などでdimコードを見た時に、その前後のコードを見れば、納得することがあるはずです。また、分数コードを見た時にも“あ、あのパターンだ”と確認できるでしょう。この1つのパターンを知っているか否かが、上達の大きなポイントになります。この譜例は、徹底的に練習しておきましょう。

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『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki