カポの位置 | ギター上達100の裏ワザ:071 カポの位置 | ギター上達100の裏ワザ:071

カポの位置 | ギター上達100の裏ワザ:071

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

サウンドの広がりを持たせるには ➡ カポの使い方を考えよう

色々なカポ。一番手前がパーシャル・カポ
いろいろなカポ。一番手前がパーシャル・カポ

 ギターには、カポ(カポタスト)という便利なグッズがあります。セーハの多い難しいキーを移調して、簡単なキーで弾けるのが便利ですよね。しかし、その1点だけで使うのはもったいないです。

 カポの使用方法をいくつか考えてみましょう。有名なところでは、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」で、2人のアコギ奏者が、別な位置のカポでプレイしています。そして、エレキ奏者はカポなしです。合奏では、こうした別位置での使用によって、サウンドに広がりを持たせる方法があるのです。

 また、カポは6本弦、全部に使うと決まっているわけではないので、どこかの弦のみの使用でもOKです。実際に、“パーシャル・カポ”という、特定の弦だけを固定するものも販売されています。それらの使用法は、各自で考えた方がオリジナリティにつながるでしょう。

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『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki