3秒の曲を作ってみよう | ギター作曲100の裏ワザ:044 3秒の曲を作ってみよう | ギター作曲100の裏ワザ:044

3秒の曲を作ってみよう | ギター作曲100の裏ワザ:044

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

曲作りのノウハウに悩んだら ➡ 勝手にジングルを作ってみよう

作曲家の仕事は、3〜4分の曲を作ることだけとは限りません。15秒や30秒の曲を依頼されることも多いです。今、あなたはひょっとすると3〜4分の曲を作ることだけを考えていませんか? たまには、時間の概念を越えて作曲してみましょう。

15/30/60秒曲は、テレビやラジオのCM曲の長さです。この世界は厳しく、15秒と言われたら15.00秒で作り上げないといけません。「だいたい15秒くらい」という曖昧さはないのです。そこまで厳しくなる必要もないですが、自分で「何秒で作る」ルールを決めて曲を作ってみるのもいいことです。

ラジオ番組がCMに入る直前やCM明けに、3秒くらいの長さで番組タイトルを歌うような音がありますよね。あれを“ジングル”と言います。3秒の曲を作る、やってみたことありますか? 3秒の音楽ってすごく難しいですよ。

自分で「よし、○○ビールのCMソングのつもりで」とか、「オールナイトニッポンのジングルで」というように、時間的条件を課してトライしてみてください。

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『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki