キーは最後に再検討したいところ | ギター作曲100の裏ワザ:050 キーは最後に再検討したいところ | ギター作曲100の裏ワザ:050

キーは最後に再検討したいところ | ギター作曲100の裏ワザ:050

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

視野を広げるには ➡ 人に歌ってみてもらう

裏ワザ039で「最初に思いついたメロディに固執しがちだ」ということを書きました。これは、歌詞やキーにも言えることです。

最初にCキーで曲を作り始めるとCキーでギターを弾くことに慣れてしまい、Cキーのまま完成しようとしがちです。しかし、キーは最後に再検討したいところです。心を柔軟に持って視野を広げるには、友人などに自分が作っている最中の曲を(完璧じゃなくていいので)歌ってみてもらいましょう。

その時は自分がギターを弾くとして、Cキーで歌ってもらい、次に2カポをして歌ってもらい、3カポ、4カボ、5カポと試してみます。そうすると、自分の曲を客観的に聴くことができ、「あぁ、この曲はDキーの方が自然だ」という結論が出たりします。

もちろん、あなたと友人の歌えるキーは多少違うかもしれないので、自分でも歌って確認しましょう。すると、一人で完成させようとしていた時よりも、広い視野を持って曲の完成に向かっていくことができます。

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『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki