Axis’ Gear|Rei&竹内アンナ『Next Guitar Hero is…』での使用機材 Axis’ Gear|Rei&竹内アンナ『Next Guitar Hero is…』での使用機材

Axis’ Gear|Rei&竹内アンナ
『Next Guitar Hero is…』での使用機材

リットーミュージックがプロデュースするギタリストによるギタリストのためのラジオ番組、『Next Guitar Hero is…』が毎週水曜20時からInterFM897で放送中! 3月30日のRei&竹内アンナによる放送回の前に、2人が収録で使用した機材を紹介しよう。番組の予習としてぜひチェックしてほしい。

文=福崎敬太 写真=小原啓樹

●日時:2022年3月30日(水) 20:00-20:30
●URL:https://radiko.jp/#!/ts/INT/20220330200000
●ゲスト:Rei × 竹内アンナ
●テーマ:My Guitar Heroと次世代のギタリスト像について

Reiと竹内アンナによる対談&ギター・セッションの第5回は、2022年3月30日20時放送! 今回は、彼女たちが影響を受けたギタリストや今のギター・シーンについて思うこと、そして次世代のギター・ヒーロー像などについて語り合う。Reiと竹内アンナがゲストの回はこれがラストのため、お聴き逃しなく!

*トークの内容は予告なく変更されることがあります。ご了承下さい。

Rei’s Gear

Gibson J-160E

ジョン・レノンの愛用器に近いスペックを持つ、1960年代前半スタイルのJ-160E。ダブル・リングのクルーソン・ペグやシングルのサウンド・ホール・リング、上向きのベリー・ブリッジ、メタル・トップのノブなどが特徴。

Fender Jazzmaster

Reiが長く愛用する1962年製リイシューのジャズマスター。もとはサンバースト・フィニッシュの個体だが、入手時にはリフィニッシュ&レリック加工が施されていた。ピックガードはパーロイド製に交換。

Gretsch G6659T G Players Edition Broadkaster Jr.

2021年頃に入手し、近年のお気に入りの1本となったグレッチのブロードキャスターJr.。ピックガードをはずしている以外、改造点はなし。

Gibson Flying V 120th Anniversary

『FLY』のジャケット写真でも抱えているフライングV。ギブソンの創立120周年を記念したモデルで、“120th Anniversary”と描かれたインレイが12フレットに輝いている。

Rei’s Pedalboard

【Pedal List】
①BOSS/TU-2(チューナー)
②Free The Tone/Silky Comp(コンプレッサー)
③BOSS/BD-2(オーバードライブ)
④Human Gear/Fine Overdrive(オーバードライブ)
⑤Roger Mayer/Voodoo-Boost(ブースター)
⑥BOSS/CE-2(コーラス)
⑦Electro-Harmonix/Holy Grail Neo(リバーブ)
⑧BOSS/RV-3(リバーブ/ディレイ)
⑨Free The Tone/FC-312(プリアンプ)
⑩Ibanez/TS-808(オーバードライブ)
⑪BOSS/TU-3(チューナー)

『Next Guitar Hero is…』の収録時に使用していた、Reiのペダルボード。おもにエレクトリック用の左側ボードは①〜⑧まで直列で接続。そのままアンプへと出力される。

フリーザトーンによるカスタム・プリアンプ⑨はアコギ用として用意しており、DI出力のほかに、オーバードライブ⑩をとおしてアンプへの出力も。チューナー⑪は⑨のチューナー・アウトにつながっている。

Anna’s Gear

Martin OMJM

竹内アンナのメイン器はマーティンのOMJM。彼女が愛してやまないジョン・メイヤーのシグネチャー・モデルだ。エンゲルマン・スプルース・トップのオーケストラ・モデルで、豪華なロゼッタなどが美しい1本。

Martin 00-18

近年使用しているというマーティンの00-18。OMJMよりも少し小ぶりでスケールも短く、取り回しの良い1本だ。シトカ・スプルース・トップでマホガニー・バック&サイドという材構成。

Anna’s Pedalboard

【Pedal List】
①GRACE DESIGN/BiX(プリアンプ)
②BOSS/LS-2(ライン・セレクター)
③L.R. Baggs/Align Series Reverb(リバーブ)
④BOSS/TU-3s(チューナー)
⑤BOSS/OC-3(オクターバー)
⑥BOSS/FV-30L(ボリューム・ペダル)
⑦BOSS/FS-6(フット・スイッチ)

竹内アンナの足下がこちら。ギターからプリアンプ①へ入力され、①のセンドからライン・セレクター②、③〜④を通過してリターンへと戻り、①から出力。②のループではオクターバー⑤を制御している。

また、①の出力は2系統で、1つはそのまま卓へと出力され、もう1つはボリューム・ペダル⑥を通って下写真のBOSS/RC-505(ルーパー)へ。なお、⑦のフット・スイッチではルーパーの録音と再生/停止をコントロールする。

ライブ時にリアルタイムでトラックを作っていくための、BOSS/RC-505(ルーパー/左)とRoland/SP-404SX(サンプラー/右)。

Next Guitar Hero is… produced by Rittor Music

放送局:InterFM897(https://www.interfm.co.jp/guitarhero
放送日時:毎週水曜日20:00〜20:30
※radiko(https://radiko.jp/)からスマホ・PCでも聴取可能。

番組公式Twitter:https://twitter.com/NGHi_Rittor
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/next_guitar_hero_is_you/?hl=ja
番組公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCEHhjLTzLYq5n5EYjlzodSA
番組ハッシュタグ:#ギターヒーロー

Rei(レイ) プロフィール

卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。

幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。

2015年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。

FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVAL、ARABAKI ROCK Fest、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festival、Les Eurockeennes、Heineken Jazzaldiaなどの国内外のフェスに多数出演。

2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。

2020年11月25日 専門学校 モード学園(東京・大阪・名古屋)CMソングの「What Do You Want?」、SOIL&“PIMP”SESSIONSとのコラボレーション楽曲「Lonely Dance Club」を含む2nd Album ”HONEY” をリリース。

2021年2月26日 1st Album『REI』のInternational Editionが、US/Verve Forecast レーベルより全世界配信。

2021年10月よりコラボレーション・プロジェクト“QUILT” を始動。第一弾としてシンガー・ソングライターの藤原さくらを迎えたシングル「Smile!」、第二弾に長岡亮介(ペトロールズ)を迎え「Don’t My Baby」をリリース。

竹内アンナ プロフィール

1998年4月25日、アメリカ・ロサンゼルス生まれ日本・京都出身。

ポップミュージックを基盤にしつつ、その世代や生い立ちからジャンルに捉われない解釈、卓越されたギタープレイで熱心な音楽ファンから、また同世代のアイコンとしても注目されているシンガー・ソングライター。

自身の音楽活動以外にもKinKi Kids、伊藤美来、菅沼千紗、UNCHAINなどへの楽曲提供のほか、ハウス食品株式会社のテレビCM歌唱、映画「SING/シング:ネクストステージ」の日本語吹き替え版ではウサギ役として配役されている。

アコースティック・ギターにスラッピングを取り入れたプレイスタイルと、透明感のある歌声が各所で話題になり、2018年アメリカ・テキサス州オースティンで行われた大型フェス「SXSW 2018」に弱冠19歳で出演。合わせてニューヨークからサンフランシスコまで、全米7都市を回る「Japan Nite US tour 2018」にも参加。

帰国後、地元関西限定で急きょCDをリリース、表題曲「alright」が全国のラジオ局で大プッシュされ、同年8月8日に4曲入りE.P『at ONE』でメジャー・デビュー、収録楽曲「ALRIGHT」の勢いは更に加速し全国22ヶ所のパワープレイを獲得。

2020年3月18日に待望の1st ALBUM『MATOUSIC』をリリース。収録楽曲「RIDE ON WEEKEND」はWOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」主題歌としても話題になった。

2021年4月より全国13ヶ所26公演のツアーを開催。各地で完売が続く中、同時に過去の楽曲をアコースティックでセルフカバーし3作連続配信。

2022年3月2日には2年ぶりとなるフルアルバム『TICKETS』をリリース。収録楽曲「手のひら重ねれば」は日本テレビ系「スッキリ」のテーマ曲として起用された。

他にもJ-WAVE「TOKIO HOT 100」CM楽曲「Love Your Love」、フジテレビ系列「セブンルール」インフォマーシャルソングであり、FM802の2020年10月度ヘビーローテーション楽曲「+imagination」、ヒップホップバンド、AFRO PARKERとのコラボ楽曲「Now For Ever (with AFRO PARKER)」などが収録されている。