DEATH BY AUDIO in 2021 ニューヨーク州クイーンズにあるブランドの拠点をレポート!
2014年にブルックリンから拠点を移し、同州クイーンズで活動を続けるDEATH BY AUDIO。独創的なエフェクターが生み出される制作現場の模様をお届けしよう。
文:編集部 画像提供:アンブレラカンパニー *本記事はギター・マガジン2021年6月号の特集『DEATH BY AUDIO〜破壊的ノイズに垣間見る美学』を再編集したものです。
現在の作業デスクの模様がこちら。前項のブルックリン時代の作業デスクと同様の配置で、さまざまなパーツが詰まった引き出しがズラリと並ぶ。多数の完成品が置かれた棚。現在では販売終了になってしまったモデルも多いが、サウンドやデザインの方向性は一貫してブレることなく、どれも一筋縄ではいかないものばかりだ。筐体の塗装スペース。別の作業デスク。試作品と思われる基板がいくつか転がっているため、プロトタイプの試作や設計を行なうスペースだろう。箱に詰められ出荷を待つペダルたち。FUZZ WARの数が特に多く、人気がうかがえる。併設されたレコーディング・スタジオへの入り口。中央のドアにはブラック・ライヴズ・マター運動の一環として広まった“DEFUND THE POLICE(警察予算を打ち切れ)”というスローガンの貼り紙が。レコーディング・スタジオのコントロール・ルーム。ここで音源のレコーディングを行なうこともあるようだ。レコーディング・スタジオのプレイ・ルーム。左上にチラッと見える壁掛けのギターはビザール率高し。同室の別角度。奥には多数のギター・アンプが積まれているが、このうち70年製のフェンダー・チャンプはプロトタイプのテストに使うことが多いそう。