ダイナソーJr.のJ・マスキスが使用する個性的改造を施した1962年製ジャズマスター ダイナソーJr.のJ・マスキスが使用する個性的改造を施した1962年製ジャズマスター

ダイナソーJr.のJ・マスキスが使用する
個性的改造を施した1962年製ジャズマスター

ギター・マガジン2022年10月号に掲載されたJ・マスキス(ダイナソーJr.)の『Interview & Gear』では、FUJI ROCK FESTIVAL ’22のステージに用意されたJ・マスキスの機材を紹介した。今回はその中から特別に、メイン・ギターとして使用された1962年製ジャズマスターを抜粋して掲載しよう。

取材/文=小林弘昂 人物撮影=Masanori Naruse 機材撮影=錦織文子
*本記事はギター・マガジン2022年10月号に掲載されたJ・マスキスの『Inerview & gear』を一部抜粋/再編集したものです。

Fender/1962 Jazzmaster

Fender/1962 Jazzmaster

リフィニッシュが施された62年製

 普段はアノダイズド・ピックガード仕様の59年製ジャズマスターをメインで使用するJだが、“FUJI ROCK FESTIVAL ’22”のメイン・ギターとして使用されたのは62年製のジャズマスターだった。シリアルは72863で、指板はスラブ・ボード仕様。独特なバーガンディ・ミストのようなボディの塗装はJが購入した時からリフィニッシュされていたそうだ。ピックガードはカーティス・ノヴァクが製作したもので、クリアの中に折り紙を入れているという。

 Jは本器を購入後にブリッジをTonePros製のチューン・オー・マティックに、トレモロ・ユニットをMastery製に交換。さらにJお馴染みのジャズマスターの改造として、ピックアップ・カバーとピックアップ・セレクター・ノブをブラックのものに交換している。

ギター・マガジン2022年10月号
レス・ポールの70年

本記事はギター・マガジン2022年10月号に掲載されたJ・マスキス(ダイナソーJr.)の『Interview & Gear』を一部抜粋/再編集したものです。本誌ではJ・マスキスの全使用ギター、アンプ、エフェクター・ボードなど、さらに詳細な内容に加え、本人のインタビューも掲載!

作品データ

『Sweep It Into Space』
ダイナソーJr.

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ/JAG366JCD/2021年4月23日リリース

―Track List―

01.I Ain’t
02.I Met The Stones
03.To Be Waiting
04.I Ran Away
05.Garden
06.Hide Another Round
07.And Me
08.I Expect It Always
09.Take It Back
10.N Say
11.Walking To You
12.You Wonder
13.To Be Waiting (Live From Look Park) (Japanese Edition Bonus Track)
14.Garden (Live From Look Park) (Japanese Edition Bonus Track)

―Guitarists―

J・マスキス、カート・ヴァイル