トーマス・ラッジ(マネスキン)が来日公演で使ったシルバー・ストラトキャスター トーマス・ラッジ(マネスキン)が来日公演で使ったシルバー・ストラトキャスター

トーマス・ラッジ(マネスキン)が来日公演で使ったシルバー・ストラトキャスター

ローマ出身の4人組ロック・バンド、マネスキンが8月18日に豊洲PITでワンマン・ライブを行った。そのステージでトーマス・ラッジが使用したギターのうち、ボディとヘッドがシルバーに包まれた一際華やかなストラトキャスターを紹介しよう。

取材・文:小林弘昂 撮影:小原啓樹
※本記事はギター・マガジン2022年11月号の記事『Interview & Gear トーマス・ラッジ/マネスキン』の一部を抜粋・再編集したものです。

Fender Custom Shop
Post Modern Stratocaster

Fender Custom Shop Stratocaster(Front)
Fender Custom Shop Stratocaster(Back)

ステージ映えするシルバー・ストラト

 ボディもヘッドもシルバーに身を包んだ本器。もともとはダコタ・レッド・カラーのカスタムショップ製Post Modernストラトキャスターで、その上に銀色のアルミ・テープを貼っている。

 ピックガードもホワイトのものからミラー・ガードへと交換済み。ラウンド・ボード仕様で、ネック・ジョイント部分はヒール・カットが施されている。

 全弦1音下げチューニングにセッティングされ、この日はスライドをプレイする「FOR YOUR LOVE」で登場。演奏途中でダミアーノ(vo)が照明を持ち出し、本器にライトを当てて光を反射させていたのが印象的だった。

ギター・マガジン2022年11月号
『ユーミンとギタリスト』
2022年10月13日(木)発売