ギター・マガジン2022年12月号の表紙・特集は、SHERBETSの浅井健一。本誌では最新シングル「UK」や現在のSHERBETSについて語ったインタビューのほか、10月16日に渋谷Spotify O-EASTで行なわれた『24th→25th ANNIVERSARY TOUR “そして未来へ”』初日公演での使用機材を掲載。今回はその中から特別に、グレッチの1964年製テネシアンをWEBでも公開! 日本のロック史に燦然と輝く伝説の名器をその目に焼き付けろッ!
文:尾藤雅哉 撮影:西槇太一
※本記事はギター・マガジン2022年12月号『Featured Guitarist:浅井健一(SHERBETS)』から一部抜粋/再編集したものです。
1964 Gretsch #6119
Chet Atkins Tennessean
数々の名曲を生み出してきた“テネシアン”
30年以上の長きにわたり、ベンジーの腕に抱かれ数々の名曲を生み出してきた絶対的な相棒であるテネシアン。
ヘッドの先端に刻印されたシリアル・ナンバーは78687。1964年に製造されたモデルだと推測される。
ピックアップは、シングルコイルのハイロートロンを2基搭載。ブリッジがズレてしまうのを防止するために、台座をボディに接着しているのも特徴だ。
弦は、Ernie Ball製の.011~.048を使用。ボディ・バックのステッカーは、気分によって貼り替えているそうだ。

ギター・マガジン2022年12月号
『特集:浅井健一(SHERBETS)』