ザック・ワイルドやポール・ギルバートが作った音色も使える!? Spark40で、お家ギターをもっと楽しく! ザック・ワイルドやポール・ギルバートが作った音色も使える!? Spark40で、お家ギターをもっと楽しく!

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ザック・ワイルドやポール・ギルバートが作った音色も使える!? Spark40で、お家ギターをもっと楽しく!

Positive Grid Spark40入門特集の第3弾。今回は、前半でこれまでに紹介できていなかったクラウド連携の遊び方までを解説。そして後半では、ハードウェア全般についても紹介していきます。

文=ワタナベダイスケ 写真=小原啓樹

まだまだあるぞ、Spark40の凄い機能

前回、前々回と、ここまで2回にわたって入門特集をお届けしてきた、Positive Gridのデジタル・アンプ“Spark40”。

機能の多さに定評のあるSparkとはいえ、さすがにもうネタ切れだろうと思いきや、クラウドを通じて世界中のギタリストが生み出した音色にアクセスできる機能がある。その名はToneCloud®(トーン・クラウド)

ここにはアマチュアのみならず、有名プロ・ギタリストが作った音色も多数アップロードされていて、アプリでToneCloud®を深掘りしているだけでも、まるで宝探しのような気分を味わえる。

憧れのギタリストが作ったサウンドにも出会える“ToneCloud®”

Sparkアプリのメイン画面右上にある雲形のアイコンをタップすると、ToneCloud®にアクセスできる。
Sparkアプリのメイン画面右上にある雲形のアイコンをタップすると、ToneCloud®にアクセスできる。

ToneCloud®を開いたらまず注目したいのが、“Artist”カテゴリだ。ここにはザック・ワイルドやポール・ギルバートなど、名だたる有名プロ・ギタリストたちが作った音色がズラリと並ぶ。

ToneCloud®でアーティストによる音色をチェック。ファンならどんな音色か察しがつくようなネーミングになっている。
ToneCloud®でアーティストによる音色をチェック。ファンならどんな音色か察しがつくようなネーミングになっている。

しかも、ダウンロード・ボタンを押せば、自分のアプリへとサウンドが即座にインストールされ、憧れのあの人が作った音色で思う存分に演奏を楽しめるのだ。

自慢の音色に“いいね”をもらって世界とつながろう

ユーザーたちが思い思いに作ってアップロードした音色は、オリジナリティの高いものからアーティストのシグネチャー・サウンドを模したもの、特定の楽曲を意識したものなど、非常にバラエティ豊か。
ユーザーたちが思い思いに作ってアップロードした音色は、オリジナリティの高いものからアーティストのシグネチャー・サウンドを模したもの、特定の楽曲を意識したものなど、非常にバラエティ豊か。

ToneCloud®にあるのは有名ギタリスト作のサウンドだけではない。世界中のSparkユーザーが思い思いに作り上げた音色は実に5万種類以上。今もアップロードされ続けていて、その増殖の勢いはまさに圧巻のひと言。

試しに、お気に入りの楽曲名やアーティスト名でアプリ内検索してみれば、きっと同好の士が作った音色に出会えるはずだ。

もちろん、自分が作った渾身の音色をアップロードすることもできるし、ほかのユーザーによるダウンロード数や“いいね”数も表示される。サウンドメイクを通じて世界中のギタリストたちとつながっている感覚には、これまでのSNSとは違う新鮮な感動がある。

世界中のギタリストがアップロードした音色に“いいね”がつけられる様子は、さながらギターの音色でつながるSNSのようだ。
世界中のギタリストがアップロードした音色に“いいね”がつけられる様子は、さながらギターの音色でつながるSNSのようだ。

おうちギター練習に必要なものが全部入り

写真左から、“Spark40”、“Spark MINI”、“Spark GO”。いずれも本体カラーはPearl(白)のモデル。
写真左から、“Spark40”、“Spark MINI”、“Spark GO”。いずれも本体カラーはPearl(白)のモデル。

一方、Spark40のハードウェアに目を移すと、自宅練習用ギターアンプとして必要な要素はひととおり網羅されていることがわかる。40WクラスDアンプの出力は、日本の住宅事情においては十分なパワーを発揮してくれるだろう。ちなみに、より小型なSpark MINIは10W、Spark GOは5Wだ。

シリーズ製品のコントロール部を比較したところ。ノブなどのスイッチ類やLED表示の充実度はSpark40が圧倒的。
シリーズ製品のコントロール部を比較したところ。ノブなどのスイッチ類やLED表示の充実度はSpark40が圧倒的。

また、アプリに頼らず本体のみでコントロールできる自由度の高さと本体サイズ感のバランスは、Sparkシリーズのラインアップの中でもSpark40がダントツだ。やはり物理的に操作できるノブがたくさんあるのは嬉しい。

“スキマ時間にちょっとだけギターで遊ぼうかな”と思った時、わざわざスマホアプリを起動することなく、アンプの電源を入れるだけで弾き始められる手軽さは、自宅用アンプとして重要な要素だろう。

Spark40は単体でも物理ノブでアンプ・タイプを切り替えられるから、クリーンから歪みまでベーシックな音はスマホアプリなしでも瞬時に出せる。また、右上にあるLEDボタンには4つのプリセットを登録可能だ。

内蔵チューナーは、チューニングが合うとLEDが緑色に発光する。
内蔵チューナーは、チューニングが合うとLEDが緑色に発光する。

また、LEDボタンの長押しで一発起動できるチューナーが内蔵されていることも、ギターとSpark40だけあればすぐに練習を始められるという頼もしさに一役買っている。

充実の外部接続! オーディオ・インターフェースにもなる

本体背面のインターフェイス類。AUXインプット、USB、電源の各種端子が並ぶ。Bluetooth接続ランプも背面配置だ。
本体背面のインターフェイス類。AUXインプット、USB、電源の各種端子が並ぶ。Bluetooth接続ランプも背面配置だ。

外部接続性の高さにも注目したい。トップパネルにある1/8″ ヘッド・ホン・ジャックに加え、本体背面にはAUXインプット端子とUSB端子が。このUSB端子を使うことで、Spark40はオーディオ・インターフェースとしても活用できる。

“いつかはDAWや宅録に挑戦したい”と考えていたギタリストにとっては、まさに一粒で二度おいしい機材と言えるのではないだろうか。

初心者ならギターとSpark40だけ買えば事足りてしまうかも?

Spark40とスマホでできることはほぼ無限大だ。
Spark40とスマホでできることはほぼ無限大だ。

豊富なアンプ・シミュレーターやエフェクターといったデジタル・アンプとしての基本機能だけでなく、“Smart Jam(スマート・ジャム)”によるバッキング・トラック自動生成や、自動コード分析機能“Auto Chord(オート・コード)”といった、音色作り以外のデジタル機能も充実しているSpark40。

なにより、アンプ、エフェクター、チューナーにメトロノームまでオール・イン・ワン。初心者であればギターとSpark40があれば当面は事足りてしまうのでは、と思わされる。

自宅練習用ギターアンプとしての使い勝手の良さに加え、スマホアプリと連携させることで、ちょっとやそっとでは遊びつくせない多機能ぶり。スマホ片手に思わず何時間でも遊んでしまうこと請け合いだ。

“やりこみ要素”に満ちあふれたSparkの楽しさを体験してほしい

オール・イン・ワンのデジタル・アンプとして初心者におすすめできるSpark40だが、もちろんベテラン・ギタリストにも使ってみてほしい。Smart JamやAuto Chordを使い始めれば、きっと毎回新たな発見と出会えるはず。

アンプという枠組みを超えた豊富な機能で、老若男女どんなギタリストでも楽しませてくれる“デジタル時代ならではの頼もしい相棒”、それがSpark40なのだ。

問い合わせ メディア・インテグレーション公式サイト

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