2017年にアイルランド・ダブリンで結成された5人組ロック・バンド、ザ・マーダー・キャピタル。2025年2月21日(金)に3枚目のアルバム『Blindness』をリリースした彼らが、3月27日(木)に代官山SPACE ODDにて初の来日公演を行なった。来日のタイミングで、ダミアン・トゥイット(g)とカサル・ローパー(g,key)の機材撮影を実施。本記事では、ダミアン・トゥイットがライブで使用したアンプを紹介しよう。
取材・文=小林弘昂 通訳:トミー・モーリー 機材撮影=星野俊
Damien Tuit’s Amplifier
Marshall / JCM2000 TSL100 & Marshall / 1960TV
完全独立3chの100Wマーシャル
この日ダミアンが使用したアンプは、マーシャルJCM2000 TSL100と1960TVの組み合わせ。日本でレンタルしたものだ。
JCM2000 TSL100はCLEAN ch 、CRUNCH ch、LEAD chを持つ3chの100Wヘッドで、それぞれに独立したVOLUME、GAIN、EQを備える。

モードはCLEANで、各ノブはBASSが7、MIDDLEが7、TREBLEが3、VOLUMEが3、GAINが6の位置にセッティングされていた。DEEPスイッチやMID BOOSTスイッチはオフ。PRESENCEとリバーブもオフで使用していた。
アンプはクリーンの状態で、歪みは足下のペダルで作っている。
2025年3月27日(木)代官山SPACE ODD
【Setlist】
01. The Fall
02. Moonshot
03. Feeling Fades
04. The Stars Will Leave Their Stage
05. A Distant Life
06. That Feeling
07. Death Of A Giant
08. More Is Less
09. Slowdance Ⅰ
10. Slowdance Ⅱ
11. Swallow
12. Crying
13. Born Into The Fight
14. Can’t Pretend To Know
15. Don’t Cling To Life
-Encore-
16. Trailing A Wing
17. Love Of Country
18. Ethel
19. Words Lost Meaning