ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第99回:楽器のトーン、エフェクターのトーン、アンプのトーンの違い
音質を調整したい場合、トーン(EQ)をいじればいいのですが、楽器本体にもトーンがあり、足下のエフェクターにもトーンがあり、アンプにもトーン(EQ)があり、“どれをどうやって調整したらいいんだー!”と、最初は誰しも思ったはずです。
まず、楽器本体のトーンの考え方としては、“楽器本体の音色をどれくらいの明るさに調整するか”、というものになります。10が基準となり、そこからハイ・カット(高域がカットされる)で動くトーン回路となっています。
続いてエフェクターのトーン。これは1つのノブでTONEと記載されているものや、TREBLE、MIDDLE、BASSという形で分かれているものなど様々ですが、“エフェクターをオンにした時にどのような音色にするか”、という考え方で操作します。なので、順番としてはアンプ側を先に調整してから、最後にエフェクター側で調整をしたほうが音作りしやすいです。12時方向が基準となるので、設定方法がよくわからないという場合は、12時近辺で微調整することからスタートするといいです。
最後にアンプのトーン設定。こちらは基本的にTREBLE、MIDDLE、BASSなどの複数のノブで設定します。全体の音色をまとめて調整する部分になるため、自分の出したい音に一番イメージが近づくように設定します。こちらも12時方向を基準に、低音が出すぎていると感じたらBASSを減らす、逆に足りないなと増やす、という感じで調整すればOKです。
著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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