結成15周年を迎えた9mm Parabellum Bulletのトリビュート作『CHAOSMOLOGY』がリリースされた。菅原卓郎&滝 善充による“キツネツキ”も含めて、9mmと絆の深い全18組が参加。本作に参加したギタリストたちに、カバーした楽曲のポイントや制作を経て改めて感じた“9mmのギターが持つ魅力”についてQ&A形式で答えてもらった。原曲からテンポ・アップした疾走感あふれる「Vampiregirl」を聴かせてくれたUNISON SQUARE GARDENは、9mmと同じく2004年結成! さっそく斎藤宏介に楽曲でのギター・プレイについて聞いてみよう!
企画/制作=ギター・マガジン編集部
UNISON SQUARE GARDEN
「Vampiregirl」
制作で苦労したポイントはどこですか?
特にないです。とても楽しかったです。
原曲を聴いて、9mm Parabellum Bulletのギターの役割はどのようなものだと感じましたか?
9mmにおいてのギターは名札のようなものだと思っています。リフを聞いた瞬間に「あ、この曲だ」とわかるのが素晴らしいですね。
ギター・パートのコピー/アレンジで気をつけたことは?
とにかく早かったので粒立ちが甘くならないように頑張ったつもりです。
ギター・パートのコピー/アレンジで難しかった部分は?
とにかく早い! 右手に乳酸が溜まっていくのを感じました。
カバーVer.に残した「9mmらしさ」と、新たに加えた「自分らしさ」はどういったところに出ていますか?
自分にとっての「9mmあるある」を楽しみながら落とし込みました。必然的に双方のらしさが出ていると思います。
サウンド・メイクはどのような点に気をつけて行ないましたか?
とにかくかっこいい音。
今回のレコーディングで使った機材を教えて下さい。
AtelierZのシンラインと、FENDERのマイケル・ランドウ・モデルのストラトを使いました。アンプはテックさんに借りたMesaBoogieだったと思います。
実際にプレイしてみて感じた、菅原さん&滝さんのギター・プレイの特徴や魅力、すごさというのはどういった部分ですか?
才能も熱量も凄まじいですが、おそらく練習量も想像を絶するものがあると感じています。尊敬しかありません。
菅原さん&滝さんにメッセージをお願いします。
大好きです。
本記事読者のギタリストたちへ、今回の「Vampiregirl」の聴きどころを教えて下さい。
僕らなりの9mm愛を感じていただければそれで十分です。
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UNISON SQUARE GARDEN
斎藤宏介(vo,g)、田淵智也(b)、鈴木貴雄(d)によるスリー・ピース・ロック・バンド。2019年に結成15周年を迎えた。最新作は『Patrick Vegee』。
最新作
『Patrick Vegee』
