ギター・マガジン 2021年2月号 ギター・マガジン 2021年2月号

ギター・マガジン 2021年2月号

ジミー・ペイジ、かく語りき

ギター・マガジン2021年2月号はジミー・ペイジのインタビュー特集、題して“ジミー・ペイジ、かく語りき”! ロック史上最大級の名盤、『レッド・ツェッペリンⅣ』(通称)のリリースから約50年。ペイジとレッド・ツェッペリンの偉業は世界中で大いに語り継がれてきましたが、彼自身が語った言葉は意外なほど少ないんです。そこで、今回の特集では貴重なインタビュー3本を一挙に掲載! ここでは担当編集者が見どころを紹介していきます。

最新インタビューを含む約45,000字を収録
アコースティック名手としての一面も探る

偉大なギタリストであり、編集部にもファンが多いジミー・ペイジ。エリック・クラプトン、ジェフ・ベックとともに“三大ギタリスト”と呼ばれたりもしますが、ソロ・キャリアを追求していったこの2人に対して、あくまでバンドに全てを捧げた姿勢もペイジを特別な存在にしていると感じます。

ペイジとツェッペリンについては世界中であらゆる考察や分析が行なわれてきましたが、その理由のひとつとして、本人達があまり多くを語らなかったことが挙げられるでしょう。70年代当時の音楽メディアは現代と異なり(?)、批判的な立場が常だったようで、特に『レッド・ツェッペリンⅢ』のリリース時には“ツェッペリンがアコースティック・バンドになってしまった”など、多くの批判が飛び交ったようです。そんなこともあり、ペイジもツェッペリン現役時代はほとんど取材を受け付けていなかったのだとか。もちろん、ミステリアスな神秘性もツェッペリンの大きな魅力なのですが……。

しかし、やはりどんな考察よりも本人の言葉の方が説得力を持っているもの。ということで今回の特集では、最新の2020年、ファーム期の1986年、そしてツェッペリン現役時代の1977年と、年代の異なる貴重な3つのインタビューを取りそろえました! 不朽の魔力を持つレッド・ツェッペリンの音楽はどのように作られていったのか、そしてペイジはどんな思いでギターを弾いていたのか、彼自身の言葉から味わってみて下さい!

ジミー・ペイジ、かく語りき

◆インタビュー1:2020年
2020年のロンドンから、胸いっぱいのギター愛を。

“ジミー・ペイジ、かく語りき”特集の1本目は2020年、コロナ禍の中で行なわれた最新のインタビュー。愛用ギターの数々への詳細な言及や、レッド・ツェッペリンにかけた思いなど、貴重な内容を全18ページにわたってお届け!

◆インタビュー2:1986年
ファーム期の言葉に垣間見るジミー・ペイジのギター観

続いて1986年、ポール・ロジャースとのバンドであるファームの活動期に行なわれたインタビューへ。ARMSコンサートやライヴ・エイドといった自身の活動はもちろん、当時ギターの世界に旋風を巻き起こしていたエディ・ヴァン・ヘイレンや、最新ギアとして注目されたギター・シンセサイザーまで、80年代ならではのトピックがたっぷり語られています!

◆インタビュー3:1977年
ヤードバーズ時代から『プレゼンス』までを語る

最後はツェッペリン現役時代である77年の貴重なインタビュー! ギターと音楽に目覚めた少年時代から、セッションマンとして腕を磨いた時期、ヤードバーズでの活躍、そしてレッド・ツェッペリンと、ペイジ自身がキャリアを振り返るセルフ・バイオグラフィ的な内容。必見です!

◆ジミー・ペイジのアコースティック・サイド

ジミー・ペイジの音楽性を語るにあたって、エレクトリック・ギターと同等に重視すべきなのがアコースティック・ギターによるプレイやサウンド。参考譜例とともに、ペイジのアコースティック・サイドを深掘りしていきましょう。

◆THE PORTRAITS OF JIMMY PAGE ジミー・ペイジ、かく写りき

音楽やプレイのカッコ良さはもちろんのこと、ギターを弾いている姿それ自体が最高にカッコ良いのもジミー・ペイジの魅力です。このコーナーではそんな姿を眺めつつ、レス・ポールやテレキャスター、ダンエレクトロ、EDS-1275、さらにはVOXのファントムⅫなど、愛器の数々を解説!

◆ジミー桜井の写真案内

“ジミー・ペイジ、かく写りき”に登場した写真を、世界的なジミー・ペイジ道の求道者であるジミー桜井が語り尽くす! 氏ならではのマニアックな知識の数々に編集部一同脱帽です。

10万円以下/20万円以下で選ぶ!
エレキ弾きも今欲しい、このアコギ15本!

“ステイホーム”や“おうち時間”なんて言葉が流行している近頃。家でアンプを爆音で鳴らすのは難しいし、生音でエレキを弾くのもなんだかなぁ……という人も少なくないはず。そんな人はぜひ、アコースティック・ギターを1本買ってみては? 本特集では、エレキ弾きにも適した5万円~20万円のアコギを15本紹介。バイヤーズ・ガイドとしてぜひ活用してみて下さい!

ギター・マガジン 2021年2月号
  • 定価本体800円+税
  • 品種雑誌
  • 仕様A4変形判
  • 発売日2021-01-13