ムスタング偏愛。
ギター・マガジン2021年5月号はフェンダー・ムスタング特集!! じゃじゃ馬とも呼ばれ、偏愛されがちな(?)本器の魅力を100ページ級でお届け。題して“ムスタング偏愛。”である。このページでは、編集担当者が本誌の見所を紹介しよう!
ちょっとじゃじゃ馬、それがイイ!
かき鳴らせ! 乗りこなせ! なんだか可愛い僕らの相棒
特集タイトルは“ムスタング偏愛”。突然だが、偏愛とは何だろうか……偏って愛すること。ある特定の人や物だけを愛すること。 また、その愛情(明鏡国語辞典より)。 なるほど。つまり俺はこれが好きなんだ!という気持ちの噴出、ということだろうか。 表現者でもある我々ギタリストにとって、創造の源泉となる必須の行為である。 では何を偏愛するか? やっぱりギターが一番身近な対象だろう。そこで今回、ギタマガ編集部が題材に選んだのは、フェンダー・ムスタング! 小さめのボディにキュートで豊富なカラーリング、フェイズ・アウト・サウンド、 そして“じゃじゃ馬”たるゆえんのトレモロ・ユニット…… “それがイイ!”と、偏愛したくなるポイントが数多くあるギターだからだ。 いざ記事制作を始めると、勢い余って100ページ級のムスタング特集を組んでしまった。今回はその中身の一部を公開しよう!
Mustang Lovers:百々和宏(MO’SOME TONEBENDER)&大竹雅生(ミツメ)
このコーナーでは、ムスタングを愛してやまないギタリストの愛器を紹介! 約20年にわたりムスタングと付き合ってきた百々和宏と、使用歴はまだ4年だが、ムスタング1本でライブ&レコーディングをこなす大竹雅生のビンテージものを掲載。使い続けるその理由とは一体?
Special Interview:Char
日本のムスタング名手といえばもちろんこの人、Char!! フェンダーからシグネチャー・ムスタングもリリースしている彼に、ガッツリと話を聞きに行った。ニッポンのレジェンド・ギタリストから溢れ出るムスタング愛、見逃すことなかれ!
ムスタングの物語。
実は、かのレオ・フェンダーがフェンダー・ギターとして最後に手掛けたのがムスタング……って知ってた? 1964年に生まれたこのギター、一体どういう経緯で誕生したのだろうか? この記事では、その歴史を紐解いていく。レオの豊かな才能と徹底した合理性は、このギターでどう具現化したのか──。読んで学ぶべし!
ビンテージ・ムスタング見本市。
ここではビンテージのムスタングを紹介! 1965年〜78年製まで、計8本を集めることができた。豊富なカラバリ、時が経るにつれ変わっていく仕様にも注目して読んでみては?
ムスタング仕様変遷年表
ムスタング発売開始の1964年中期〜USAでの製造が終了する1982年まで、その仕様変遷を表にしてみた。手持ちのムスタングはこの表で年式をチェックだ!
ムスタング・ブラザーズ
ミュージックマスターにブロンコ、デュオソニック……パッと見、ムスタングに似ているモデルたち。そんなギターたちを“ムスタング・ブラザーズ”と称して一挙に紹介! フェンダー・エレクトリックの歴史における名脇役(?)たちの世界に招待しよう。
ムスタング オーナーズ・マニュアル
本特集を読み、ムスタングを買うに至った素晴らしいあなた! ギタマガ編集部はそんな新ムスタング・ラバーズたちのフォローも欠かさない。この記事では、ムスタングの特性に合わせた調整方法を部位ごとに紹介。自分好みの仕様にどんどん調整していこう〜!
- 定価本体880円(税込)
- 品種雑誌
- 仕様A4変形判
- 発売日2021-04-13