歴史的名機のサウンドを1台に収めたアレクサンダー・ペダルズのエコー&ディレイ・ペダル 歴史的名機のサウンドを1台に収めたアレクサンダー・ペダルズのエコー&ディレイ・ペダル

歴史的名機のサウンドを1台に収めたアレクサンダー・ペダルズのエコー&ディレイ・ペダル

 アレクサンダー・ペダルズのNEOシリーズより、新たなエフェクト・ペダル“History Lesson Volume 3”(ヒストリー・レッスン・ヴォリューム3)が登場した。

 本機はテープ・エコーやディレイの長い歴史の中で名機と呼ばれてきた機材のサウンドを1台に収めたエコー&ディレイ・ペダルで、次の6つのモードを持つ。

  • MAG:磁気テープ・スタイル・エコー
  • BBD:ソリッド・ステートのアナログBBD(バケツリレー素子)ディレイ
  • DIG:ブライトかつクリーンな24ビット・デジタル・ディレイ
  • LOFI:ダーティーかつローファイなアナログ・ディレイ
  • 4HD:4ヘッド・テープ・エコー
  • FLT:12ビット・ラック・スタイルのデジタル・ディレイ

 各モードの音は高品質。ビンテージ感のあるテープ・エコーやアナログ・ディレイのサウンドも手軽に使用できる。

 自分の好みの設定をしたパラメータは本体内に4つまでプリセットでき、まったく異なるタイプのエコーやディレイのサウンドを簡単に呼び出すことができる。

 またタップ・テンポを使用したディレイ・タイムの設定も可能。加えてマルチ端子にエクスプレッション・ペダルやMIDI機器を接続することで、一部の機能を外部から操作することも可能だ。

 曲によってエコーやディレイを使い分けたい時、通常は複数のエフェクターを用意するしかない。しかし上記6つのモードを持つコンパクトな本機があれば、ペダルボードの面積を節約することもできる。

 このHistory Lesson Volume 3を紹介する動画はYouTubeで多数公開されているので、本機が生み出すサウンドや各コントロールの操作方法はそちらを参照してほしい。

Alexander Pedals
History Lesson Volume 3

【スペック】
コントロール:Time/Tone, Feedback, Mix/Level, Mod/Rate, Select
スイッチ:TAP/DIVISON, BYPASS
入出力端子:Input, Output, Multi, DC In(※DC In適応プラグ・サイズ: 内径2.1mm/外径5.5mm)
電源:9VDC(別売パワー・サプライ)
消費電流:80mA
サイズ(最大外形寸法):59.5 × 121.5 × 73.5(W)mm
重量:約288g

【価格】
オープンプライス

【問い合わせ】
神田商会 https://www.kandashokai.co.jp