フェンダーの新シリーズ“American Ultra Luxe”の国内販売が開始

　全モデルともにフレットはステンレス・スチール製。従来のニッケル・シルバー製のものよりも非常に耐久性が高く、硬く滑らかな弾き心地で、高いプレイアビリティを誇る。

　フレット数は全モデルともに22本だ。

　ネックの形状はAugmented “D”シェイプ。Modern “D”シェイプよりも若干太く、12フレットに向けて微妙に厚みが増し、高音域ではフラットになっていく。

　また、ネック裏はスムースなウルトラ・サテン・フィニッシュで、そこにエッジが丁寧に処理された指板が加わり、プレイアビリティがさらに高められている。

　指板には10インチ～14インチのコンパウンド・ラジアスを採用。指板が丸みを帯びたナット付近ではコードの演奏が容易になる。高音域に近づくにつれて次第にフラットになっていくので、ソロにも最適だ。

　Stratocasterはノイズのないクラシックなフェンダー・トーンを出力するUltra Noiseless Vintage Stratピックアップを3基搭載。ボリューム・ノブのS-1スイッチにより、ポジション1（リア）と2（リア＆センター）にフロント・ピックアップを追加することができる。

　Stratocaster Floyd Rose HSSのピックアップは、Ultra Double Tap Humbuckingが1基と、Ultra Noiseless Hot Stratが2基のHSS構成となっている。ノイズのないモダンなフェンダー・トーンを提供するフロント＆ミドルのシングルコイルと、ブリッジのハムバッカーの組み合わせにより、汎用性の高いダイナミックなトーンを得ることができる。

　TelecasterにはUltra Noiseless Vintageピックアップが2基搭載されている。ノイズのないクラシックなフェンダー・トーンが特徴だ。ボリューム・ノブのS-1スイッチはシリーズとパラレルを切り替える役割を持つ。

　Telecaster Floyd Rose HHに搭載された2基のCustom Double Tap Humbuckingピックアップは、フルでリッチなハムバッカー・トーンを提供する。またS-1スイッチでDouble Tapテクノロジーを作動させることで、ピックアップをスプリットし、汎用的なフェンダー・トーンを得ることもできる。