屋外での楽器演奏に最適なモバイル・ギター・アンプ“CUBE Street II”がBOSSより登場

　CUBE Street IIの筐体はABS樹脂構造で設計されており、全体の質量は4.4kg。先代のCUBE Street（5.9 kg）よりもさらに軽量かつ堅牢なアンプへと生まれ変わっている。

　大きな音量が必要ないシチュエーションでは、ECOモードに切り替えることでバッテリーの消耗を抑えることができ、さらに長時間の使用が可能になる。

　狭い場所では足下に置いたアンプからの出音をモニタリングすることが困難なこともあるが、CUBE Street IIはスピーカー面が斜め上を向いたスラント・デザインになっているため、サウンドのモニタリングも容易だ。

　CUBE Street IIの入力チャンネルには、標準端子のGUITAR/MICと、XLR端子と標準端子を兼ねたMIC/INSTRUMENTがある。

　GUITAR/MICチャンネルはエレクトリック・ギターやエレアコなどに対応し、MIC/INSTRUMENTチャンネルはマイクまたはシンセサイザーなどのライン出力の楽器に対応する。

　GUITAR/MICチャンネルには、3バンドのイコライザー、コーラス／ディレイ、リバーブ、アンプ・タイプ、ゲイン、ボリュームという多数のコントロールおよびエフェクトが用意されており、多彩な音作りが可能。

　アンプ・タイプのつまみではギター向けの7種類に加え、ライン出力の楽器やマイクの接続が可能なアンプ・タイプを選択することもできる。

　さらにチューナーも装備されているので、路上ライブなどの際に別途チューナーを持ち運ぶ必要もない。

　MIC/INSTRUMENTチャンネルのコントロールは、3バンドのイコライザー、リバーブ、MIC/INSTの切り替えスイッチ、ボリューム、ハーモニーで構成されている。

　ハーモニーのつまみは本機に備えられたオート・ハーモニー機能を操作するもので、この機能により、自身が演奏するギターのコード・ワークや設定したキーから美しいボーカル・ハーモニーを動的に生成することができる。

　さらに別売りのフットスイッチを本機につなげば、オート・ハーモニー機能のオン／オフをリアルタイムで切り替えることも可能だ。

　CUBE Street IIには最大45秒のステレオ・レコーディングに対応したルーパーも備えられている。この機能を使って、その場でバッキング・トラックを作るなど、即興的なパフォーマンスを行うことができる。

　CUBE Street IIにはインターネットでの配信に役立つアウトプットも搭載されている。

　モバイル・デバイスとCUBE Street IIのi-CUBE Link端子を付属の4極ミニ・ケーブルで接続すれば、ミュージック・ライブラリーからお気に入りのバッキング・トラックを再生したり、自分の演奏とバッキング・トラックを一緒にライブ・ストリーミング・アプリや楽曲制作アプリへ出力することができる。

　iOS端末もしくはPCの場合は、USB端子で同様の機能が実現できる。

　CUBE Street IIは単三電池8本で駆動するのでコンセントは不要。もちろん室内ではACアダプターを利用すれば良い。

　別売りのキャリング・ケース“CB-CS1”にCUBE Street IIを入れれば、屋外での持ち運びはさらに楽で安全になる。

　別売りのBluetooth Audio MIDI Dual Adaptor（BT-DUAL）を使えば、スマートフォンやタブレットとの無線接続が可能になる。加えて専用アプリのCUBE-Street II Editorによるアンプの遠隔操作や追加機能の利用も可能になる。

　別売りのBluetooth Audio MIDI Dual Adaptor（BT-DUAL）と専用エディター・アプリのCUBE Street II Editorを使うことで、次の追加機能が利用できるようになる。