ジョージ・トリップスが設計したオーバードライブ2機種の国内販売が開始

　奇才と呼ばれるエフェクター・デザイナー、ジョージ・トリップス（Jeorge Tripps）が設計したオーバードライブ・ペダルの新製品が、MXRとWAY HUGEの2ブランドから登場した。いずれのモデルも株式会社モリダイラ楽器により、この8月から国内販売が開始されている。

MXR
EG74/RAW DAWG OVERDRIVE

　MXRの“EG74/RAW DAWG OVERDRIVE”はブルース・ロック・ギタリストのエリック・ゲイルズのために作られたペダルだ。

　クラシックなTS系オーバードライブを基にしつつも、ミッドレンジを調整し、ゲインも高く設定されているのが特徴で、シンプルな3ノブ仕様により直感的な音作りが可能となっている。

　サウンドは、本機についてエリック・ゲイルズ自身が語った次の動画で確認してほしい。

WAY HUGE
WM25/STO OVERDRIVE

　WAY HUGEの“WM25/STO OVERDRIVE”はシルキーなサウンドを特徴とするオーバードライブだ。

　往年のナッシュビルのギタリストを中心に愛用者が多く、ブルースの現場で活躍してきたオーバードライブをもとに、ジョージ・トリップスがアレンジを加えて開発された。

　また本機は限定生産品ではないものの、少量生産体制のため、アメリカ本国でも限られた楽器店のみで取り扱われているという。レアな位置付けのペダルと言えるだろう。

　サウンドは次の動画で確認を。