PRS(Paul Reed Smith/ポール・リード・スミス)のSEシリーズのラインナップに、ジョン・メイヤーの新たなシグネチャー・モデルである“SE SILVER SKY”が加わった。日本国内での販売は2022年3月中旬より開始されている。

SEは、PRSとしてのサウンド・クオリティを継承しつつも手ごろな価格帯を実現したシリーズで、2001年のサンタナ・モデルの登場以来、世界中のギター・プレイヤーたちに愛用され続けている。
またジョン・メイヤーのシグネチャー・モデルといえば、2018年に発売されたSILVER SKYが有名だ。米国メリーランド州のPRSファクトリーで製造されているこのSILVER SKYは、ジョン・メイヤーとポール・リード・スミスが2年以上の月日をかけて完成させたギターで、ビンテージ・テイストとモダンな機能を融合させたことで世界的なヒット商品となった。
そして今回、SEシリーズから登場したSE SILVER SKYは米国製ではないものの、SILVER SKYの優れた特徴を多く受け継いだモデルであり、米国での発売開始前に初回出荷数がすべて完売となるほど、世界中のソーシャル・メディアやインターネット上で大きな話題となっている。
ではSE SILVER SKYのおもな特徴を紹介しよう。なお以下では、2018年に発売され米国で製造されているSILVER SKYを“USモデル”と書く。
YouTubeのPRS Guitars Japanチャンネルでは、このモデルを紹介する2本の動画が公開されている。
まず次の日本語字幕付きの動画は、ジョン・メイヤー自身がSE SILVER SKYのデモ演奏と解説を行なったものだ。とてもわかりやすい説明のあと、彼は「世界初チャレンジ! 音だけで弾き心地を伝えてみるよ!」と言って演奏を始めるのだが、これが本当に気持ち良さそう!
そして次の動画は、ジョン・メイヤーの曲「Wild Blue」を、ジョン・メイヤー、アイサイア・シャーキー、リンゼイ・エル、アリエル・ポーゼン、クリス・ペイトン、エリック・クラズノ、セリス・ヘンダーソンの7人がSE SILVER SKYを使って演奏したデモとなっている。1分35秒の短い動画の中でギタリスト各人の個性的なギター・プレイを楽しめるので、ギター・ファンは必見!
Paul Reed Smith(PRS)
SE SILVER SKY
【スペック】
BODY
Body Construction : Solid-body
Body Wood : Poplar
NECK
Number of Frets : 22
Scale Length : 25.5″
Neck Wood : Maple
Neck Construction : Scarfed
Truss Rod : PRS Double-Acting
Neck Shape : 635JM
Neck Depth at the ½ Fret : 53/64″
Width of the Fretboard at the Nut : 1 20/32″
Width of the Fretboard at the Body : 2 7/32″
Neck Depth at the 12 ½ Fret : 31/32″
Fretboard Wood : Rosewood
Fretboard Radius : 8.5″
Fretboard Inlay : Small Birds
Headstock Decal : PRS Signature/SE
NECK/BODY ASSEMBLY
Bolt-On
HARDWARE
Bridge : 2-Point Steel Tremolo
Tuners : Vintage Style, Non-Locking
Hardware Type : Nickel
Nut : Synthetic Bone
Pickguard : ABS
ELECTRONICS
Treble Pickup : 635JM “S”
Middle Pickup : 635JM “S”
Bass Pickup : 635JM “S”
Controls : Volume and Two Tone Controls with 5-Way Blade Pickup Switch
ADDITIONAL INFO/SHIPS WITH
Strings : PRS Classic 10-46
Tuning : Standard Tuning: E,A,D,G,B,E
Case : Gig Bag
【価格】
154,000円(税込)
【問い合わせ】
Paul Reed Smith Guitars Japan https://www.prsguitars.jp