NUXより、6つの伝説的なアンプのサウンドを再現した多機能なアンプ・モデラーが登場 NUXより、6つの伝説的なアンプのサウンドを再現した多機能なアンプ・モデラーが登場

NUXより、6つの伝説的なアンプのサウンドを再現した多機能なアンプ・モデラーが登場

 NUX(ニューエックス)より、ペダル・タイプの多機能なアンプ・モデラー、“Amp Academy”(アンプアカデミー)が登場した。国内での販売は2022年5月上旬より開始される予定だ。

 Amp Academyは、IRと基本的なエフェクトを内蔵したアンプ・モデラーで、6つの伝統的なアンプのサウンドをリアルに再現する。そのモデリングには、NUX独自の技術であるTSAC-HD(WHITE-BOX algorithm)が採用されている。

 また本機には、サードパーティIRデータのロードも可能な1024サンプルのキャビネットIRが搭載されており、お気に入りのアンプ・サウンドをどこにでも簡単に持っていくことができる。

 別売りのUSBケーブルでPCに接続すれば、USBオーディオ・インターフェイスとしても使用可能。エディター・ソフトウェアを使うことで、各エフェクト・ブロックやパラメーターの設定、IRデータのロード、プリセットの作成もできる。

 またDI OUT(XLR出力)やヘッドフォン端子も備えられているので、ライブではもちろん、レコーディングや練習にも活用できる。

 その他のおもな特徴は次のとおり。

  • 1.2ms超低システム・レイテンシー、110dBワイド・ダイナミックレンジ、48kHz/32ビット・サンプリング・レート、32ビット・プロセッサを搭載。
  • A/Bフット・スイッチでクリーン・スタイル(A)とクランチ・スタイル(B)アンプを切り替え、SCENEフット・スイッチでSCENE1、2、3を順番に切り替える。各アンプごとにパラメータ、IR設定を保存することも可能。
  • NR(Noise Gate)、EFX、AMP、IR、S/R(SEND/RETURN)、EQ、RVBブロックを備え、接続順も変更可能。各アンプの各SCENEごとにプリセットを保存することができる。
  • 付属のYケーブルを使用して接続するセンド/リターン端子を装備。

Amp Academyのアンプ・モデル、エフェクト、IR、その他

  • AMP CH A: Vintage(Twin Rvb or Super Rvb)/Classic(Vibro King or Mr.Z 38)/Modern(Cali Crunch or Brit Blues)
  • AMP CH B: Brown(Fireman or Brit 800)/Red(Dual Rect or SLO 100)/Iridium(Uber or DIE VH4)
  • EFX: ROSE COMP/K COMP/KATANA/RC BOOST/AC BOOST/T SCREAM/MORNING DRV/Red Dirt/CRUNCH
  • IR: CT-FndTWR67/CT-FndCDLX/CT-Bogie2C/CT-Fried412/CT-BogieRK412/CT-Bogna412/CT-FndSRev/CT-Mgan112/CT-Brit74x112/CT-Brit1960412/CT-Sold412/CT-Gas412
  • NR: Noise Gate
  • EQ: 6-BAND EQ
  • S/R: SEND/RETURN
  • RVB: ROOM/HALL/PLATE/SPRING/DAMP

 YouTubeのariaguitars1956チャンネルでは、次のデモ演奏動画(日本語字幕付き)が公開されている。各アンプ・モデルのサウンドはこの動画で確認しよう。

NUX
Amp Academy

【スペック】
Input Impedance: 1MΩ
Output Impedance: 1kΩ
Dynamic Range: 110dB
Sampling Rate: 48KHz/32-bit
Power: 9V DC, 500mA,センターマイナス(NUXのACアダプター“ACD-006A”を推奨)
Current Draw: less than 300mA
Dimensions: 105(L)×115(W)×58(H)mm
Weight: 440g
付属品: SEND/RETURN端子(TRS)用Yケーブル

【価格】
33,000円(税込)

【問い合わせ】
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