ジャクソンのXシリーズよりDinkyとWarriorのニュー・モデルが登場

　速弾きギタリストに手頃な価格帯で優れたパフォーマンスを提供するジャクソン（Jackson）のXシリーズより、DinkyとWarriorのニュー・モデルが登場した。それぞれの特徴を見ていこう。

X Series Dinky DK3XR HSS

材／カラー

　X Series Dinky DK3XR HSSのボディ材はニヤトー、ネック材はメイプル、指板材はローレル。ボディ・カラーはコーション・イエローとネオン・ピンクの2色が用意されている。

指板

　指板にはヘヴィなコード・ワークや高速ソロに理想的な12～16インチのコンパウンド・ラジアスを採用。ロールエッジ処理も施されている。パーロイド製のインレイの形状は逆向きのシャーク・フィン。フレット数は24。

ネック

　ネックには、気候や環境の変化に対する安定性を高めるスカーフ・ジョイントとグラファイトの補強ロッドを採用。ネックとボディの接合部には、ハイ・ポジションへの素早いアクセスを可能にするシュレッダーズ・カットが施されている。滑らかな演奏性をもたらし、演奏時の疲労を軽減するサテン・バック・フィニッシュも特徴の1つ。

ヘッドストック

　ボディ・カラーとマッチしたヘッドストックは、片側6連ペグのリバース・タイプ。“Jackson”のロゴの色は、コーション・イエロー・モデルにはピンク、ネオン・ピンク・モデルにはブラックが選ばれている。

ピックアップ／コントロール／トレモロ

　ピックアップは厳選された3基のジャクソン・ブランドのピックアップをHSS構成で搭載。ブリッジの高出力ハムバッカーは圧巻のオーバードライブとサスティンを実現するために入念にボイシングされており、ミドルとネックのシングルコイル・ピックアップは伝統的なストラトキャスターのサウンドを提供する。

　コントロールは5ウェイのブレード・スイッチとボリューム、トーン。シンプルかつ直感的な操作で多彩なサウンドを得ることができる。

　そしてフロイド・ローズのライセンスを得たジャクソン・ブランドのダブル・ロッキング・トレモロにより、安定したチューニングとともに、思いのままのアーミングが可能となっている。

X Series Warrior WRX24

材／カラー

　X Series Warrior WRX24は、速弾きプレイヤーのためのXシェイプ・モデルを手頃な価格で実現したギターで、ボディ材には鳴りの良いポプラを採用。ネック材はメイプルで、指板材はローレル。ボディはシックなステルス・サテン・ブラック仕上げで、ハードウェアもすべてブラックで統一されている。

指板

　バインディング加工された指板には12～16インチのコンパウンド・ラジアスを採用。インレイはシャーク・フィン。フレット数は24。

ネック

　X Series Dinky DK3XR HSSと同じく、ネックにはスカーフ・ジョイントとグラファイトの補強ロッドを採用。しかしこちらはボルトオンではなくスルーネック仕様となっている。

ヘッドストック

　鋭利なスタイリングの片側6連ヘッドストックは、ボディと同じくサテン・ブラックで仕上げられている。

ピックアップ／コントロール／トレモロ

　ピックアップは高出力のジャクソン・ハムバッカーを2基搭載。タイトな低音、豊かなクランチとハーモニクスを含むフルボディ・トーンで幅広いサウンドを提供する。

　コントロールは3ウェイのピックアップ切り替えスイッチと、ボリューム、トーン。

　フロイド・ローズのスペシャル・ダブル・ロッキング・トレモロが、チューニングの安定性とダイナミックなトレモロ・アクションを実現する。