日本エレクトロ・ハーモニックス、ドイツのペダル・ブランドKMA Machinesの取り扱いを開始

　ドイツ・ベルリンのハンドメイド・ペダル・ブランド、KMA Machinesの製品の日本国内での取り扱いを、日本エレクトロ・ハーモニックスが2022年8月より開始した。

　現在、販売が開始されているのはWurm2（ディストーション）、Guardian of the Wurm（ディストーション＆ノイズ・ゲート）、Fuzzly Bear2（ファズ）、Chief Disruptor（ファズ／ディストーション）の4モデル。いずれも古き良き歪み系エフェクターの名機を研究したうえで、KMA Machinesならではの新たなエッセンスを加えたペダルとなっている。筐体に見られる独特なアートワークも魅力の1つだ。

　また今後は同ブランドのノイズ・ゲート、スプリッター、ディレイ／リバーブ、フェイザー、オクターバーも続々と入荷される予定だ。

Wurm 2
ハイゲイン・ディストーション

　Wurm 2は、破壊力の限界に挑んだサウンドが堪能できるメタル向きのハイゲイン・ディストーション。BOSSの名機HM-2にインスパイアされたペダルであり、黒にオレンジというカラーリングはオリジナルに対する畏敬の念の証。そして本機ならではの4バンドEQや、EQの設定を切り替えるスイッチなどが装備されており、ただの模倣ではなく、さらに進化させている点が特徴だ。

Guardian of the Wurm
ハイゲイン・ディストーション＆ノイズ・ゲート

　Guardian of the Wurmは、ハイゲイン・ディストーションのWurm2にノイズ・ゲートを加えたモデル。さらにドライ音をブレンドする機能も搭載されている。

Fuzzly Bear 2
シリコン・ファズ

　Fuzzly Bear 2は、Jordan Boss Toneファズ・ボックスに影響を受けたシリコン・ファズ。Boss Toneの古き良きサウンドを守りつつ、低域を改善することでさらに音に磨きをかけている。

Chief Disruptor
ファズ／ディストーション

　Chief Disruptorは多彩なコントロールを備えたファズ／ディストーション。3種のゲイン・モードが選択でき、ドライ音の音量と入れる位置（EQの前／後）も調整可能。さらにハイおよびローのアクティブEQ、EXPペダルで操作可能なミッドEQ、トップ・ブーストなど、機能は多岐にわたる。歪みはマフ・タイプ。