機動性に富んだBOSSのギター用ギグ・バッグの新製品

　BOSS（ボス）のギター用ギグ・バッグの新製品2モデルが、2022年10月1日（土）に発売された。

　CB-EG01はエレクトリック・ギター用で、CB-AG10はBOSSとしては初となるアコースティック・ギター用だ。それぞれの特徴を紹介しよう。

CB-EG01

　CB-EG01は、BOSSのエレクトリック・ギター用ギグ・バッグのラインナップの中でも最も機動性に富んだモデルだ。

　重量は1.3kgで、突起物を除く外形寸法は1,058mm（長さ）×370mm（幅）×100mm（厚さ）。

　外装には耐久性のあるポリエステル素材とクッション・パッド、頑丈なジッパーを採用。ギターはしっかり保護しつつも、軽量かつスリムな仕様によって移動時の負担を軽減したものとなっている。

　バッグの側面に付いたハンドルは、手に馴染みやすいクッション・パッド入り。バックパック・ストラップにもクッション・パッドが使われており、背負い心地も快適だ。背面にはサブ・ハンドルも装備されているので、取り回しが一層しやすくなっている。

　大口のフロント・ポケットにはケーブルやチューナーをはじめ様々なアクセサリーを収納することが可能。機材の量が少なめなギタリストであれば、このポケットに必要なものすべてをまとめることができる。

　内装材には上位クラス譲りの柔らかで質感の良いビロード調の生地を採用。これがギターを傷などからしっかりと保護してくれる。また位置調整や取りはずしが可能なネック・レストも装備されている。

CB-AG10

　CB-AG10は優れた保護性能と快適に運搬するためのバランスを考えたアコースティック・ギター用のギグ・バッグだ。各部の構造は、ほかのBOSSのギター用ギグ・バッグと同様に高い基本性能を実現している。

　重量は2.0kgで、突起物を除く外形寸法は1,105mm（長さ）×460mm（幅）×207mm（厚さ）。

　外装には耐久性に優れた600デニールのポリエステル生地を採用。厚手のクッション・パッドが、外部からの予期せぬ衝撃からアコースティック・ギターをしっかりと保護する。

　ハンドルとバックパック・ストラップにはクッション・パッドが内蔵され、様々な場所での持ち運びに便利なサブ・ハンドルも備えられている。

　ポケットは2つあり、下部の大きなポケットには譜面など、上部のポケットにはピックやカポタストなどの小物を収納するといった使い分けができるようになっている。

　内装には柔らかなビロード調の素材を採用。バッグの内部でギターが不用意に動くことを防ぐためのネック・レストは、位置の調整や取りはずしも可能だ。

　自分のギター用のケースはすでに所有している人のほうが多いとは思うが、これらのギグ・バッグをサブ用のケースとして持っておくと、スタジオやライブ会場への移動時に何かと便利だろう。