ピーターソンの75周年を記念したストロボ・チューナー“Strobo Stomp LE”　世界限定7,500台で発売

　世界最古のチューナー・カンパニーであるピーターソン（Peterson）の創業75周年を記念したストロボ・チューナー・ペダルが、全世界で7,500台のみの数量限定で発売された。

　モデル名は“Strobo Stomp LE”。

　本機の機能は通常モデルのStrobo Stomp HDと同様だが、筐体には格調高い金色が使われている。

　またフロント・パネルには、創業者であるリチャード・ピーターソンのサインが入れられている。このサインは彼が最初に作ったパイプ・オルガン用のチューナーに書いたものだそうだ。

　筐体側面のボトム側には、通常モデルではフロント・パネルにある“STROBOSTOMP”のロゴに加え、“75 Anniversary Edition”の文字も入れられている。

　コンパクトな筐体に搭載された大きく高精細な液晶ディスプレイには、音名と回転するストロボ・バンドがはっきりと表示され、直射日光やステージ・ライトの下でもしっかり確認できる。

　プリセットは、スタンダード・チューニング、ドロップ系、オープン系、DADGAD、12弦ギター、7弦ギター、バリトン・ギター、バズ・フェイトンなど、ギター系を中心に130以上を網羅。ジミ・ヘンドリックスやキース・リチャーズ、アルバート・キングなどのギター・レジェンドたちが愛用したチューニングも用意されている。

　プリセットによっては、音名の代わりに弦番号を数字で表示することもできるため、変則チューニングの初心者でも、自分のギターを簡単に目的のチューニングにセットすることが可能。

　またディスプレイのバックライトをプリセットごとに異なる色に設定することもできるので、普段から複数のチューニングを使い分けているギタリストには便利だろう。

　出力は、好みやセットアップに応じてトゥルー・バイパスとバッファーを切り替えることが可能。

　電源は9V乾電池または9V電源アダプターを使用する。

　アダプターを使う時は、トップ・パネルにあるOUT端子からほかのペダルに電源を供給することもできる。

　さらにトップ・パネルに装備されたUSB端子を使って、本機をパソコンにつなぎ、Peterson Connectアプリを利用すれば、ファームウェアの更新や、オリジナル・プリセットの作成、プリセット・リストの編集、画面の設定なども可能になる。

　以上がStrobo Stomp LEのおもな特徴だ。

　1948年からの長い歴史を誇るピーターソンのこの75周年記念モデルを、これからの自分の愛用チューナーとして、またコレクターズ・アイテムとして、手に入れておきたい人も多いのではないだろうか。