Shureがギター用ワイヤレス・システムの新製品“GLX-D16+”を発表 受信機は有線接続も可能に Shureがギター用ワイヤレス・システムの新製品“GLX-D16+”を発表 受信機は有線接続も可能に

Shureがギター用ワイヤレス・システムの新製品“GLX-D16+”を発表 受信機は有線接続も可能に

 Shure(シュア)が、ギター用ワイヤレス・システムの新製品“GLX-D16+”を発表した。販売は2023年4月5日(水)より全国の量販店・楽器店・オンラインショップにて開始される。

 このGLX-D16+は送信機のGLX-D1+と受信機のGLX-D6+がセットになった製品で、ギター用ケーブルのWA305も付属品として同梱されている。

GLX-D1+
GLX-D1+
GLX-D6+
GLX-D6+
WA305
WA305
パッケージ
パッケージ

 GLX-D1+はボディパック型の送信機で、次の写真のようにストラップや腰の位置に取り付けることができる。

ストラップに取り付けたGLX-D1+
ストラップに取り付けたGLX-D1+
腰の位置に取り付けた受信機
腰の位置に取り付けた受信機

 GLX-D6+は頑丈な金属製の筐体を持つペダル型の受信機のため、他のエフェクターとともに自分のペダルボードに簡単に組み込むことが可能。チューナーも内蔵されているため、これまでボードに入れていた別のチューナーと本機を入れ替えるのも良いだろう。

小型のペダルボードに組み込まれたGLX-D6+
小型のペダルボードに組み込まれたGLX-D6+
フットスイッチを踏んでチューナーをONにしたところ
フットスイッチを踏んでチューナーをONにしたところ

 そしてケーブルでギターと送信機をつなげば、それだけでワイヤレス環境を簡単に手に入れることができる。送信機と受信機はプラグインすることで自動的にペアリングされるため、セットアップは非常にシンプルだ。

 さらにGLX-D6+には、第一世代のGLXD6(生産終了品)にはなかった1/4インチ(6.3mm)のギター用入力端子も装備されている。これにより自宅やスタジオ、ステージなどの環境に合わせて、ワイヤレスと有線接続を簡単に使い分けることができる。ペダルボードの中身を入れ替える必要がないのもメリットの1つだ。

GLX-D6+の入出力端子
GLX-D6+の入出力端子

 GLX-D1+のバッテリーは充電式で最大17時間の連続使用が可能。急速充電機能により、15分間の充電だけで1.5時間の使用もできるようになっている。

 また本機の対応周波数範囲は2.4GHz帯域のため免許は不要。複数のギターを使う場合は、1台の受信機にリンクした2台以上の送信機を使うことができる。

 そして次の動画は、ギタリストの大村孝佳によるデモ演奏だ。受信機がセットされたペダルボードを床に置き、送信機とギターをつなぎ、受信機内蔵のチューナーでチューニングを終えたら、すぐさま演奏が始められるという、GLX-D16+の利便性をわかりやすく表現した内容になっている。

 またデジマート・マガジンでは、外園一馬によるGLX-D6+のレビュー記事も公開中だ。ワイヤレスでも音の劣化や遅延がないことや、受信機にギター用入力端子が付いたことによるメリットなどが解説されているので、こちらもぜひ参照してほしい。

SHURE GLX-D6+ × 外園一馬(デジマート)
https://www.digimart.net/magazine/article/2023032404921.html

Shure
GLX-D16+ ギターペダル・ワイヤレスシステム

【価格】
74,800円(税込)

【問い合わせ】
シュア・ジャパン https://www.shure.com/ja-JP