グリーン・デイ『ドゥーキー』のギター・サウンドを再現したペダルの新バージョンがMXRより発売

　MXRより、キレのよいドライブ・サウンドで好評を博しているDOOKIE DRIVEの新バージョン、“DD25V4 / Dookie Drive Pedal V4”が発売された。

　DOOKIE DRIVEは、グリーン・デイのアルバム『ドゥーキー』（1994年）のギター・サウンドを再現したオーバードライブ・ペダルだ。

　『ドゥーキー』でのビリー・ジョー・アームストロング（vo,g）によるギター・サウンドは、ダーティでパンチがあり、高速でメロディアスなリフを表現するのに最適なものだった。これは、ゲインを上げたアンプと、中音域を強調したアンプの2台を、それぞれのトラックの雰囲気に合うようにブレンドして生み出された。

　MXRの開発チームは、その2台のアンプを借り入れ、入念な分析とA/Bテストを行ない、『ドゥーキー』のアンプ・サウンドをペダルの回路上で忠実に再現することに成功した。

　本機のハイゲイン・セクションとクランチ・セクションは独立したコントロールを備えており、BLENDコントロールによってグリーン・デイがスタジオで行なったのと同様のミックスができる。またScoopスイッチで全体のミッドレンジをカットすることも可能だ。

　そして今回、スペシャル・エディションとして発売された“DD25V4 / Dookie Drive Pedal V4”の筐体は、アルバム『ドゥーキー』のアートワークに描かれた“DOOKIE爆弾”をクローズアップした、ファン心理を刺激するデザインになっている。

　また本機はグリーン・デイのファンだけでなく、奥行きと深みのあるオーバードライブ・サウンドを求めるギタリストにもお薦めだ。

　次の3本の動画はいずれもDOOKIE DRIVEの旧バージョンのものだが、本機のサウンドを知るための参考になるだろう。