Old Blood Noise Endeavorsより、分類不能のエフェクト・ペダル“BL-52 Phase Repeater”が登場 Old Blood Noise Endeavorsより、分類不能のエフェクト・ペダル“BL-52 Phase Repeater”が登場

Old Blood Noise Endeavorsより、分類不能のエフェクト・ペダル“BL-52 Phase Repeater”が登場

 Old Blood Noise Endeavors(オールドブラッドノイズエンデヴァーズ/OBNE)より、“フェイザーのようであり、ディレイのようであり、リバーブのようでもある”という分類不能のエフェクト・ペダル“BL-52 Phase Repeater”が登場した。

Old Blood Noise Endeavors/BL-52 Phase Repeater
筐体の側面

 本機はフェイズ回路にディレイを融合させたもので、位相反転、遅延、残響などにより、今までに存在しなかったサウンドを生み出すデバイスだ。

 そのエフェクトのキャラクターはユーザーの設定によって大きく変化するため、公式サイトでは“どうプレイするかは貴方次第。固定観念を捨てて、自由にキャンバスへ筆を走らせて下さい。”と謳われている。

 また斜めに配置されたCLOCKスライダーと3つのノブで構成されたコントロールは、既発売のBL-44 Reverse、BL-82 Chorus、BL-37 Reverbの流れを汲むものだ。

 各コントロールの機能は次のとおり。

  • CLOCK:ペダル全体の処理速度を変化させる不思議なパラメーター。シグナルの解像度を決定するサンプル・レート、フェイズ・リピートのタイミング、リピートの滲みや拡散へ影響するLFOスピードなど、複数の要素を同時に大きく変化させる。エフェクトの境界線を曖昧にすることで、まだ名前のない効果が具現化される。
  • FEEDBACK:エフェクトのキャラクターを大胆に反転させるパラメーター。仕組みは一般的なフィードバックと同様だが、効能は今までのそれとはまったく異なる。忠実かつクリーンなリピートから、次の瞬間には沈み込むようなマルチタップ、さらに暗い下層でじっとりとうごめく奇怪なうねりへ到達するドラマチックな変化は唯一無二。
  • MIX:エフェクトのウェット/ドライ比率を決定する。
  • VOLUME:全体の音量を設定する。

 そして本機を紹介した次の2つの動画も、OBNEならではの独特な雰囲気を持つものとなっている。1つめの動画(Dan Explains It All – BL-52 Phase Repeater)には日本語字幕もついているので、字幕機能をオンにして視聴しよう。

Old Blood Noise Endeavors
BL-52 Phase Repeater

【スペック】
●電源:9VDC センター・マイナス
●消費電力:110mA

【価格】
31,240円(税込)

【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/